産科が不足しているという声が多くありながらも、隣接の藤沢市には2箇所も新設の産科診療所が設置されるという話は衝撃的であった。
鎌倉市内の産む場所をより確保するためには誘致策という観点も必要と痛感した。
また隣接していながら、藤沢市と情報交換の場も中々ないという現状の中で、とりあえずはそこからスタートしてもらえれば、お互いの状況把握の促進に繋がるのではないかと考える。
なお周産期医療体制の中で中核病院という重大な役割を担っている藤沢市民病院だが、市財政という側面から今後の運営についてもこのままという保障はないわけで、大変厳しい状況におかれている。鎌倉では市民病院を持たないため、こういった議論からは解放されているが、ティアラかまくらの運営については、市民の生命・健康を守る観点から考えるべき。