環境事業北部収集センターに集合し、すでに戸別収集が試行されている地域の回収作業の視察を行う。可燃ごみ−週2回、不燃ごみ−週1回
藤沢市では以前より深刻なクリーンステーションの設置について問題を抱えており、戸別収集によりこれらの問題解消、また有料化と同じく、ごみ減量の効果を期待する。
現在戸別収集が導入されているのは、藤沢市の13行政地区のうち3.5地区。約15万世帯のうち3.3万世帯が該当する。
戸別にした場合の収集時間については以前は8:30−15:10だったものが、15:30に終了と20分の延長で終了するよう調整している。
なお戸別収集を行うものは可燃・不燃に限定され、資源ごみについては従来のクリーンステーションを利用する形式。収集業務に携わる職員からのメリットは、以前は考えられなかった市民との交流の場・きっかけが増えたことで、収集員の存在自体が歓迎されるようになったこと。
戸別収集導入前に反対していた地区も、開始後は反対がなくなり、メリットを享受していること。また高齢者についても安否確認・負担軽減となっている。
有料化のために用意されたごみ袋は5,10,20,40Lであり、すでに導入済みの八王子市では20Lが40%、40Lが20%の利用率となっている。またごみ処理にあたっては1キロあたり44.55円と算出されているが、L単位とキロ単位での算出の互換性が明確でない。
戸別収集・有料化が同時に導入された場合でも約4,000万円の予算増で対応できると考えている。