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2005年6月 高齢者福祉について


■質問背景
神奈川県下、そして全国的にも早いスピードで高齢化の進む鎌倉市。他市にもモデルとなるような進んだ取り組みが必要とされているが、現状にはまだ取り組むべき課題も多い。
[質問]

一人暮らしの高齢者の方に貸し出している緊急通報装置のサービスに対しては常に利用待機が10から15人いる。安価であるし、増備してほしい。

[回答]

高齢者福祉計画の見直しと併せて検討する。

[質問]

現在市では一人暮らしの高齢者の方の把握は、本人が登録を了承した台帳に頼るしかない。台帳に登録を希望しない高齢者は個々の民生委員が把握しているだけ。
また民生委員は現在100から500の世帯を受け持っていて、非常に受け持ち件数は多い。民生委員は増やさないのか。

[回答]

国の配置基準には合致しているし、昨年は特に多くしてほしいといった要望もない。

[提言]

西東京市で行っているような、支えあいネットワークと呼ばれるボランティア制度を構築してはどうか?高齢者に登録いただくのでなく、一般市民に担当地区を持ってもらい、一人暮らしの高齢者のかたを見守っていただく。
またタクシー、新聞販売店、郵便局など各民間などの団体にも協力を仰ぎ、把握の網を広げてほしい。

[回答]

行政サービスだけでは限界がある。NPO、ボランティア団体、町内会などの協力の網をどのように作るかは課題だが、そのネットワークは広げていきたい。

[質問]

最近埼玉県富士見市で認知症の姉妹が悪質業者に財産を騙し取られる事件があったが、全国的にも頻発している。こういった事件を防ぐためにも成年後見制度は有効と思われるが、どのような周知方法をとっているか

[回答]

回答民生委員協議会、老人センターでの後援会などで説明会を行っているが、周知は拡大していきたい。

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