- 平成26年06月30日(月) 実質的な議論の場を条例に盛り込みたい
現在各地方議会で議会基本条例が制定されています。今年度制定予定の鎌倉市議会はすでに後発組というのが私の見解です。(残念ですが)
ところで議会基本条例は、進展する(?)地方分権に伴い責任が重くなる地方議会において、議員間の議論を活発化し、政策提案能力を向上させること、そして条例提案に結び付けること、住民への説明責任を果たすことなどが目的とされています。
冒頭に帰りますが、議会基本条例を制定している地方議会はすでに3ケタに上りますが、それに付随して例えば条例提出権数が増加しているか、といえば未だに低調なことが、全国市議会議長会の調査をみてわかりました。
条例提出のためには様々な議論が必要ですが、そういった場所を実際に基本条例の中に位置付けるべきではないかという提案を行いました。
前任期において自転車の安全利用促進条例を制定する時に、議論の場が非公式な組織だったため、条例提出の道付をどうするか、またパブリックコメントをどのように行うか、など様々な課題があったためです。
しかし、この議論の場の設置については結論は正副委員長に委ねて次回に持ち越しとなりました。
- 平成26年06月27日(金) 6月定例会最終日
鎌倉市議会では、市長部局から提出された議案は、まず分野別に常任委員会にふりわけられ、そこで審査・採決を行い、そして全議員のそろう本会議で改めて採決を行うことになっています。
13時からの議会運営委員会では、ある議員の委員会での採決態度について批判的な意見がだされ、その法的な見解や、委員会での再審査などについて確認したりと中断に次ぐ中断。
14時に開く予定の本会議は夕方にようやく再開されました。
さて、議会で大きな課題ととらえていたごみの有料化に関する条例については可決されました。みんなの鎌倉では、現在大きく遅滞をしているごみ処理基本計画を進めないことには、ごみ処理行政が進まないという点から賛成をしております。
しかし、行政にはより丁寧な説明と、今後新たな処理施設の設置を含め整合性のある見通しの提示と着実な実施を求めていきたいと考えます。
また補正予算は総務常任委員会で審査が終了しておらず、7月に審議が持ちこされており、臨時会の開催も検討されています。6月定例会は完全には終了したという気分はありません…。
- 平成26年06月26日(木) 打ち合わせを行いました
明日の議会最終日を目前に控えて、議会運営委員会の打ち合わせを行いました。
委員会実施前には議会運営委員会に関わらず全ての委員会でこうした議論する項目や進行についての打ち合わせを行なっています。
明日はスムーズな運営となりますように。
- 平成26年06月25日(水) 読んでもらえる議会だよりとは?
議会だよりは読んだことがありますか?(という質問は以前この日記でしたことがありますが…)中には、一般質問について質問と答弁の概要が掲載されているページがあります。
近年質問者が増加して全員掲載できないこと、またそれに伴って同テーマの質問については同じ項目でまとめるようにしており、概要については議員名は掲載していません。
今日の議会運営委員会では議員名を掲載してほしい、という陳情について審査し、議会だよりを担当する議会広報委員会により深い議論をしてもらうため、諮問することになりました。
前任期に広報委員会に所属していた時には、まずは読んでもらえる紙面づくりを目指そうということで、一面の変更や、ブック型の応報など様々な提案をしてきました。(一面の変更はその際行いました)
冒頭に書いたように、まずは読んでもらえる議会広報づくりを行う中で検討する課題ととらえています。
ちなみに議会運営委員会の委員長(私)、監査、議長は一般質問が現在のところ、できないことになっています!
- 平成26年06月23日(月) 代表者会議行われました
代表者会議が行われ、職員の不祥事が報告されました。
勤務後に同僚と飲みに行き、帰りがけにタクシーの運転手に暴行をはたらいたという内容でした。不祥事の報告についてはまたか、という感もあり、個々の事例であってお鎌倉市の職員全体の見られ方にもつながりますし、残念です。
メンタルヘルスや勤務環境のチェックなどできることはすべきと感じます。
- 平成26年06月20日(金) 来週から復帰
4月末に、女児を出産しました。産後休みを頂いて、来週から復帰します。
今回は本当に悪阻が重く、様々な方面にご迷惑やご無沙汰を重ねました…。これだけ体調の悪い妊婦は私だけではないはずで、妊娠期・産後の働き方の難しさを改めて認識。
なお任期のある議員という職業柄、産後休のみを取得していますが、育児休暇のある方はきちんと皆さん取得できることを、母体の回復などの点からも願っています。
以前に比べれば、育休、時短など、制度も整ってきてはいますが、実際の現場においては制度の利用について周囲の理解も相当必要、とは民間企業に勤める知人の弁です。
女性の活躍推進を現政府は声高に叫んでいますが、まずは働き方についての意識啓発を進める必要があると思います。