- 平成26年01月30日(水) 北九州市・武雄市視察
昨日から九州に来ています。
北九州市ではスマートコミュニティ創造事業を展開する八幡東区東田地区を視察しました。近代産業発祥の地である同地では、地域節電所とスマートメーターを中心とし、スマートハウス、スマートモビリティ充電エリア、スマートファクトリー、商業施設や太陽光発電装置の設置等を行い、市民や事業者が参加できるエネルギーシステムの整備を行っています。
北九州市では、こうした技術やノウハウをパッケージ化したインフラ輸出を行う事まで視野に入れており、たんなる実証実験にとどまらせないという意思を感じました。
大変興味深い取組でしたが、ある程度の用地や事業者の参加を得る事が必要で、現時点での鎌倉での実施は難しいと感じました。
武雄市では現在様々なメディアで取り上げられているTSUTAYAを指定管理者として運営する武雄市図書館を視察しました。
休館日をできるだけ少なくし、多くの市民の利用を目的とした取組。朝9時から夜9時まで、年間365日の開館です。
書籍の分類は蔦谷のそれに準じており、また購入前の本であってもコーヒーを飲みながら読むことができます。(!)
スターバックスなどのテナント収入により人員に余裕ができ、もともと在職していた14名の司書さんたちが本来業務に集中できる体制が整ったという話も印象的でした。
公立図書館としての様々な課題も指摘をされていますが、今後設置が予定されているというキッズ図書館も含めて大変魅力的な場所となっていたことは否定できません。
図書館を含めたこれからの公立施設の在り方はどの自治体にとっても大きなテーマです。その一例を見た思いでした。
- 平成26年01月27日(月) タブレットで議会
業界内ではつとに有名なお隣の逗子市議会。今日は議会運営委員会のメンバーで視察に出かけました。
タブレット端末で議員同士が情報共有を行い、議会活動の質の向上と運営の効率化を図る目的で今年度5月からシステムが導入されています。
ペーパーレス化を図ることによって議会費の削減効果につながったこと。また議員本人が資料の即時閲覧、スムーズな検索ができるようになったこと、また対面する市民に対して即座に資料を提示できるなどの効果があったようです。
加えて議会内でICT推進部会を立ち上げ、非公式な部会ながら議長・副議長も公認す取組を展開する体制を整えており、こうした自由な雰囲気が成功につながっていると感じました。
本当に膨大な資料が毎定例会配布されているのが現状です。今後必須のアイテムとは感じていますが、今後議会運営委員会で検討する項目となっています。
中心メンバーの君島さん、ありがとうございました。お疲れ様です。
- 平成26年01月26日(日) スポーツ祭ボウリング大会
ベルリンオリンピック陸上競技の監督を務められた佐藤秀三郎氏。初代の鎌倉市体育協会名誉会長です。
その佐藤氏を偲ぶ会として開催された綱引き大会が始りとなっているボーリング大会も29回目です。
今日はその開会式に参加しました。多くの団体の方が参加され盛り上がりを見せていました。
- 平成26年01月23日(木) いのちが大切、よりあなたが大切
第46回!という回数を重ねた歴史ある鎌倉市学校保健大会では「若者の性の現状から〜私たちにできること〜」と題して産婦人科医師の種部先生が講演をおこなってくださいました。
児童・生徒たちに適切な知識が欠けていること、また性暴力や性犯罪の被害者であることが望まぬ妊娠・中絶を招いていること、進むITツールがそういった状況に拍車をかけていることなどが発表されました。
性教育は寝た子を起こすということも言われていますが、適切な教育を行った後では、性交についての意識も変わったデータも示され、いかに正しい知識が各自の身を守ることにつながるかといったことを実感します。
また何かあった場合に相談できる人がいることの大切さ、病院に一人でいけるように保険証やお金は手の届くところに用意し、なおかつ自立を促すことの必要性など具体的な話がありました。
先生自身が産婦人科に相談したくて高校生の頃に通院したところ(妊娠などの事ではなかったそうですが)男性医師から偏見を持った言葉をかけられ、こういった産婦人科医にはならない、と決心して思春期外来を実践してきた人。
タイトルにあるように年若くして妊娠した子どもは、中絶をまず考えないそうです。が、その気持ちもわかるけどまず自分を大切にしてほしい、そしてそんな状況に子どもを追い込んだ状況を許さないという先生の決意と情熱を感じた講演でした。
質疑応答の時間では、なんとかしなくてはいけないという保護者の方々の取組も報告され、大変心強い思いです。色々な角度で子どもたちが安心して、安全に暮らせる環境づくりを考えていきたいと思います。
- 平成26年01月22日(水) 梅酒で乾杯条例・田辺市議会さん来鎌
前任期、超党派で策定した自転車条例の取組状況の視察に、和歌山県・田辺市議会の皆さんが視察に来てくださいました。
こちらからは、超党派の政策法務研究会の成り立ちや専門家の助言を適切に得られたこと、テーマ選定や逐条解説策定、また条例可決に至るまでの話や、現在の実施状況などについてお話しをさせていただきました。
昨年より数は減ったとはいえ、他市議会の方に視察にお越しいただけるのは情報交換にもなり、有益です。
田辺市議会では、梅の県内有数の産地であり、地域振興を目的としてタイトルにあるような条例を驚くべきスピードで策定したそうです。
策定ありきではダメ、という考え方もありますが、策定するという強い意志を持って議会が団結することも、こうした制定の大きな推進力になります。(ちなみに正式条例名は「市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例」です)
田辺の梅がますます地元の皆さんに愛されますように。
- 平成26年01月21日(火) 市民の4割が議会を見たことがある?!
昨日から議会運営委員会の視察で三重県に来ています。
議会運営委員会は、国会でいうと国対みたいなものですが、議会の進め方や、また議会改革を議論・検討する場でもあります。
議会運営委員会で検討してきた(今期は特別委員会も設置されていますが)議会基本条例については、その先進市の伊賀市、そしてICT活用については鳥羽市に伺いました。
伊賀市でも鳥羽市でも議会報告会の実施回数の重ね方が半端ではなく、伊賀市では同条例の制定前後から200回以上、また鳥羽市では議会が行われているのをなんらかの形で見た事があるかたが市民の4割以上ということです!
伊賀市の議会報告会では、実施地域からもらったテーマに加えて市議会から投げかけたテーマについて実施するというもの。5月に議会報告会の試行を検討している鎌倉市議会としても参考になりました。
ICTの活用については、すでに鎌倉市議会でも本会議、委員会のインターネット中継を実施していますが、今後その実施手法をどうするか、またペーパーレス化などを目的としたタブレット導入につて検討をする必要性があります。
鳥羽市議会では本会議にも持ち込みを可能とし、たとえば一般質問時に議員がもちこんだ資料をipadで示すことによって、中継画面に反映できる、等の利点があります。
いずれにしても議会改革は市民のかたへの開かれた議会づくりや、その果実を市民の方に還元するのが目的。ここを外さず議論を進めていきたいと思います。
- 平成26年01月19日(日) それぞれの古都
「私の残したい古都・鎌倉」というテーマで書かれた中学生の作文コンクールの入賞作品表彰式・発表会に参加しました。
会場は鎌倉市議会議場を使って行われ、表彰の後には受賞者の生徒さんにより作品が読み上げられました。
連売所や、市民の笑顔、景観やまた世界遺産登録に関するアンケート調査実施など多方面からの鎌倉の姿がつづられていて、大変興味深く聞きましたし、面白かったです。とらえ方はその全てが正しく、鎌倉の魅力を反映しているものだと思います。
こうした皆さんが将来の鎌倉を支える人となって活躍してもらえると嬉しいです。入賞者の皆さん、おめでとうございました。
- 平成26年01月18日(土) 放課後こどもはどう過ごす?
県内の市町村議員を対象とした放課後児童クラブ(鎌倉でいえば子どもの家)に関する勉強会が県庁で行われ、参加しました。
先日もこの日記で書いていた子ども・子育て新制度の平成27年度の実施に向けて、学童についてはその基準を市町村毎に条例で定めることとされています。
学童保育連絡協議会の方からは、学童の受入児童数の絶対的な不足、指導員等職員の拡充配置の必要性といった報告が行われました。入所希望児童数が増加傾向にある鎌倉市も他人事ではありません。
いわゆる小1の壁を乗り越えるために潜在的な学童保育希望者数も吸収できる受け入れ体制が必要です。
しかし、いずれにしても女性就業者を増加させることが必須ならその条件整備の一つとして学童保育の充実、場所づくりだけではなく質の向上も、子どもの居場所という性格上必要です。
- 平成26年01月17日(金) みんなの党神奈川県総支部発足
以前より検討されてきたみんなの党神奈川県総支部がいよいよ発足しました。渡辺代表も参加です。
代表は中西健治参議院議員。副代表や、政調会長、幹事長なども選出されました。また松沢議員が塾長を務める実践的なかながわ政治塾の設立も報告されました。
離党等様々なことを乗り越えて、党としての活動をどう見せていくのか非常に問われる時期での出発となりました。
- 平成26年01月15日(水) まだまだわかりづらい?新制度
神奈川県の次世代育成支援課による子ども・子育て新制度の出前キャラバン、説明会が行われ、教育こどもみらい常任委員会、総務常任委員会のメンバーで参加しました。
説明に先駆けて、参加者の保育士たちに対して新制度の印象を県の課長さんが聞いていましたが、やはりわかりづらいという声が多かったように思います
新制度では、例えばこれまで未就学児が対象とされた病児・病後児保育事業が就学児童も対象となる、また放課後の学童も地域子ども・子育て支援事業とされる、など一見充実のように思えますが予算の担保がなく、実施が各自治体に委ねられる、など増税して全世代向けの社会保障の充実の制度を図るといった国の説明には素直にうなずけないものもあります。
- 平成26年01月14日(火) 食中毒、発生
市内ふかさわ子どもの家で注文したお弁当を食した児童と指導員が腹痛、下痢などをおこして食中毒に見舞われていたことが発覚しました。
原因は弁当を提供した業者によるものということで不幸中の幸い、重篤な症状に至る方はいなかったことが救いです。
が、冬場はやはりノロウイルス感染なども心配される時期…。手洗い、うがいを励行しようと改めて思います。
- 平成26年01月13日(月) 新成人の皆さん、おめでとうございます
今日は鎌倉市で成人のつどいが開催されました。昨年は大雪だったことを思い出しましたが、今年はそういった事もなく、新成人のみなさんがまずは無事に会場に集いお互いの再会を喜び合えたことが良かったです。
また今年は式典の前に実行委員の司会の方が登壇している私たちによろしくお願いします、とあいさつをして下さり、感動しました。
どうぞ新成人の皆さんの前途がますます輝かしいものであることをお祈りします。写真は記念品で頂いたグラスです。
- 平成26年01月12日(日) エルダー泉公演会
団員さんの平均年齢が70歳以上という男性合唱団エルダー泉の記念演奏会にお邪魔しました。
70歳以上という年齢を感じさせないはつらつとした姿勢と歌声…。メンバーの皆さんは他にもいろいろ活動を展開していて頭が下がります。芸術館小ホールは大入り。お疲れ様でした。
- 平成26年01月09日(木) 全国市議会
鎌倉市議会では前任期議員定数を削減した際の条例の付帯決議に(議員定数削減による)予算の削減の一部分を、議会の政策提案能力の向上に充てることを盛り込みました。
議員定数削減などは適正数を形容しきれない、または議会活動を住民に明示できない事への批判として市民の方から出されますが、議員を減らして、その先にどう市民の方に予算削減だけではない益があるのかを示すべきと考えています。
冒頭の趣旨を生かし、「鎌倉市議会政策法務の相談に関する規定」が制定され、条例の制定改廃や政策提言などにおいて、専門家に超党派で相談する際に利用できる事となっています。
今日はその制度を利用し、全国市議会議長会で意見交換会。現在の議会運営に対する課題を専門家立ち合いの下、確認し合いました。しかし課題はありすぎて終わりません。次回、次々回も予定されています。
なお、この制度。全国的にも相当珍しい制度のようです。
- 平成26年01月08日(水) 精神連合
「ウマく楽しく乗りきろう」というテーマで鎌倉市精連新年会が開催され、出席しました。障がいを持つ方々が住み慣れた地域で生活を継続させるための生活支援を行う団体の連合会です。
制度の度重なる変更や、また災害時の対策など様々な課題はあるものの多くの皆さんが集まり、明るく新年をお祝いしていました。
写真は代表の団体代表の土居さんです。
- 平成26年01月07日(火) 新春の集い
市と観光協会、商工会議所の主催する新春の集いが鎌倉プリンスホテルで開催されました。
市長からは、午年ということで流鏑馬のように躍動感のある一年にという話や、浅尾代議士からはますます都市間競争の激しくなる中で鎌倉というブランドを生かした市の経営が必要という話がありました。
いずれにしても少子化傾向が続く中、人、カネも含めた資源をいかに確保するかは地方自治体にとって重要な話でで、自治体経営に直結します。予算委員会も近づく中、来年度予算も気になります…。
- 平成26年01月06日(月) 出初式
いよいよ仕事始め。今年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さんにとりまして益々素晴らしい1年であることをお祈りしております。
私ごとで恐縮ですが夏の終わり頃から続く体調不良でこの日記の更新も滞っておりましたが、少しずつ更新していきます。
さて今日は出初式。山崎浄化センターでの開催です。晴れ渡った空の下で行われました。消防団員の皆さんの勤続に対する表彰や、自主防災活動優良団体として離山町内会防災部への表彰などが行われました。おめでとうございました。
恒例のはしご乗りでは観客からも絶賛の声。
なお昨年の市内の火災件数は41件。今年は多少でも少なくなりますように。みなさんも火のもとには十分お気を付けください。