- 平成24年11月29日(木)
12月議会の一般質問通告書の締切日。今回は保育の事を含めた子育て支援と、地域コミュニティを取り上げることにしました。
地域コミュニティについては、無縁社会という言葉が以前話題となりました。今後増え続ける単身者世帯、そしてその世帯が一斉に高齢化する社会の到来は間近と予測されます。
緩やかな地域のつながりがあり、個々がそれぞれ孤立することなくそのつながりの中に包まれていることが理想です。現在市で実施されている地域会議や、鎌倉市の目指すコミュニティの形を聞いていきたいと思っています。
- 平成24年11月27日(火)
日経BP社の主催するASIAN AGAING SUMMIT2012に参加してきました。
超高齢化の進む日本の在り方を考えるというフォーラムです。
高齢化の進む日本においては、高齢者の定義を改めること。そして活動できる高齢者の方にはできるだけ長く社会で活動していただける場を創り、人的資源としてとらえること。そしてそれが高齢者の方たち自身の健康にもつながるというのが各スピーカーの共通した意見で、頷首できるものがありました。
それにしても、学識専門家、首長、医療関係者がパネリストとして参加した持続可能な医療保障については、今すぐにその再構築が必要で、その着手に関しては国民的な合意という意見は共通していました。
しかし財政面を全面に出して進めるべきではないという学識者の意見は、驚きです。もちろんそれが理想論であることは間違いないのですが、今の人口推移状態で現在の制度が維持できないのも明瞭ならば、あらゆる要素をテーブルに乗せて検討することが必要です。厳しい状況にも関わらず、制度改革は時間がかかると実感しました…。
- 平成24年11月24日(土)
信長は、輪投げをずーっとしていたかまくらママ&パパ'Sカレッジ。
今年も鎌倉女子大学を会場として各子育て支援団体や、同大学の学生さんのご協力を頂いて開催されました。
会場では他にも工作や歌・ダンスを楽しめるイベントもあって盛りだくさん。あっという間の時間でした。
すっかり根付いたイベントという感があります。皆さんありがとうございました。
- 平成24年11月23日(金)
勤労感謝の日。鎌倉市では技能者表彰式が例年どおりレイウェル鎌倉で開催されました。今年は女性の受賞者もいらっしゃってうれしい限りです。
他自治体では名工やマイスターとして表彰を行うところもあるようです。なんでも横文字ならいいというわけでもないですが、親しみを持ってもらうという意味もあるのでしょうか。
後継者の問題も含めた技能者育成の環境を整える事は大事な課題です。
- 平成24年11月16日(金)
いつ解散が行われるのだろうと業界関係者(?)は私も含めてやきもきしていたことと思いますが、とうとう衆議院の解散が決まりました。
少し前までは年内はない、という見方もあったのですが、本当に一寸先は闇という表現がぴったりなほど流動的な状況です。
前々回の郵政選挙、そして前回の政権交代選挙、国民意思の振れ幅は本当に大きいものですが、今回は一体どういう結果になるのでしょうか。
いずれにしても、より良い社会を作ってもらうことを信じて皆さんにその一票を有効に使ってほしいと思います。
- 平成24年11月08日(木)
久しぶりに関東若手市議会議員の会研修に出席しました。
会場は川口市のキュポ・ラ。
まずはじめにIT政策研究所の戸川氏による講演で、質疑応答の中で、選挙におけるIT活用を質問したところ、韓国の選挙事情を紹介いただきました。
日本では民主党に政権交代した際には実施されると思ったIT利用の選挙ですが、公職選挙法は未だに改正されないまま。
しかし韓国ではIT利用が可能となり、若年層の投票率の向上も図られたということです。
IT利用についてはいくつかの利点もあります。
まず一点はそれこそITメディアの利用に長けた候補者が選出される可能性が高まり、今までとはまた違った層からの議員が出る可能性が高まります。
また、もう一つは前述したように若年層の投票率の向上ではないでしょうか。
裏をかえせばこういう利点を利点として感じられない層もいるからこそ、公職選挙法改正が、たなざらしになっている、と感じます。
続く2部では駅前複合施設キュポ・ラ川口を視察させていただきました。
経済状況の激変による事業者の撤退等で都市計画を2度も変更したというこの再開発事業の結果としての駅前大型複合施設。
ICチップを搭載した図書の配置される図書館。自動貸し出し機や立体自動書庫が配置されており、3分程度で図書を取り出すことができます(写真はそのシステム、タワーのようです。)
他にも保育所、パソコンの利用できるメディアセブン、社会福祉協議会などが配置されています。
大変魅力的な施設でした。しかし、この施設も設立に至るまでに経済状況変化による事業者の撤退や、二度の都市計画の変更という激変を経たということで再開発事業は本当にエネルギーの必要とされる事業と実感しました。
- 平成24年11月06日(火)
先日の日経新聞の記事「カマコンバレー羽ばたく」はご覧になりましたか。近年IT関連企業が鎌倉市に集積しているということで、こういった記事がくまれたようです。
確かに経済紙などで取り上げられる企業の所在地が鎌倉市であることもよく目にします。
数年前には代表質問でこういった企業の取組を内外に発信することによってより企業誘致を行うべきではという事を取り上げたことがありますが、現実としてそういう動きがあるようで、好ましい事だと思っています。
ところで今日は鎌倉商工会議所の初の会員大会が開催され、出席しました。第一部では会議所の事業紹介やマギー審司さんのマジックショーが行われ、二部では会員交流の親睦会が行われました。
大会は66年の創立以来初めてとのことで、他にも会議所は鎌倉検定やおもてなしコンシェルジュ講座の開催など近年積極的な取組を行っています。
市でも冒頭に書いたように新たな企業さんに鎌倉市に入っていただくような情報発信等の取組も進めるべきと感じます。また年間1,800万とも1,900万人ともいわれる観光客の方の落とす利益をいかに市民・事業者の方に還元できるようにするか、そのしくみづくりを検討すべきと考えます。
- 平成24年11月05日(月)
自分の指示によって消防職員の死亡者を出し、彼らの遺した子どもたちに一体何ができるのか。
福島県の相馬市長の立谷秀清氏の言葉が大変重く感じられました。
今日は湘南市議会議長会の勉強会が小田原市の尊徳記念館で開催され、参加してきました。冒頭の話を含め、3.11のときに起こった様々な事を伺いました。
仮設住宅の入居に関しては、それぞれの入居者の方を孤立させないよう、徹底したコミュニティづくりのための事業展開や、健康などのチェック体制の構築などかなり細心の注意を図っていることも印象的でした。
そのほかにも
- 物流・医療ライフラインの確保
- ボランティアの受け入れ体制の確立
- 水がとにかく必要なこと
- 重病人を含めた災害弱者への対応
- 自分でレコード(写真など)をとること
- 図上訓練の有効性
多方面からの指摘や話をいただきました。
一言では言い表せない凄まじい環境を乗り越え、また今もその陣頭指揮に立っているはずですが、時折脱線気味(?)の洒脱な口調で講義を展開していただき、会場は時折爆笑の渦です。こうしたタフさがリーダーには求められるのだろうと改めて感じます。
- 平成24年11月04日(日)
午前中はとある研修会で議会報告の時間をいただきました。
市外の参加者の方が多い場所でしたが、現在まで議会において要望してきた若年層を中心とした取組の要望内容等についてを話をしました。昨日も書いた若年層投票率の向上、若年層の就業のための後押し、定住策など…。
午後は玉縄城築城500年祭の記念式典とコンサートが清泉女学院で開催され、出席しました。多くの方が講堂に詰めかけていました。
北条ゆかりということで、小田原北条太鼓の会の皆さんによる和太鼓の演奏は迫力あるものでした。空気がびりびり震えていました!
関係各位の皆様のおかげでの500年祭の実施。ありがとうございました。
- 平成24年11月03日(土)
73回目の市制記念日。市民栄誉表彰式、市制功労者表彰式が芸術館で行われ、出席してきました。
とりわけ今年は市民栄誉賞が新設され、ロンドンオリンピックの体操団体で銀メダルを獲得された田中和仁さんが受賞されました。(奥様が出席されていました)
各方面で活躍された皆さんが受賞されました。おめでとうございます。また日頃からの活動が鎌倉市を支えてくださっていることに感謝です。
午後は、「未来鎌倉市」キックオフイベントに参加しました。自分が市長だったら・・・という思いのもとに30年後の街のビジョンと重点施策・予算案を策定し、政策コンテストを行うというもの。
社会人、学生の方々それぞれ20名弱が参加し、活発な雰囲気でチームに分かれ議論が展開されていました。
若年層の投票率向上、次世代の地域を担う若者を育成することを目的とした事業です。
若年層の投票率の向上はこれまでも予決算特別委員会や代表質問などを通じて求めてきたので、今回の実施に注目しています。
ところで世代間会計の差が日本ほど大きな国はあまりないそうです。「若者は投票に行かないせいで4000万円損をしている」という本によれば、とりわけ1975年から1985年生まれの世代が割りを食う、とのこと。税金等の支払いは大きいが、リターンが少ないのです。さあ、みんなで声を上げよう!と言いたい気分。