- 平成24年06月30日(土)
最近新聞などで再生エネルギーについての記事をよく見かけます。
今日は高知梼原町で環境モデル都市づくりに関わる専門家の方々からエネルギー施策に関する国の動向や、梼原町で進められる再生エネルギー施策の数々について講義を受けました。人口4000人弱とは思えないほどのバラエティーに富んだ、かつパワフルに進められる施策に刺激を受けました。
先般の鎌倉市議会定例会では、省エネの促進と再生エネルギー利用にかかる条例が議会提案で出され、可決されましたが、鎌倉市に合う施策(エネルギー創出も、消費も含めて)を実行することが必要と改めて感じます。
- 平成24年06月28日(木)
6月定例会最終日。様々な議案や請願などの採決が行われました。
教育こどみらい常任委員会に付託された岡本保育園の耐震強度確認と対策実施の早期化についての請願は全会一致で採択されました。
耐震強度確保と、フラワーセンター用地の買収などを早期に進めてもらうことを議会としても確認し、市長あて文書が送られます。(といっても市長はその場の議場にいるのですが)
また、今回職員給与の暫定削減についての条例が提案されました。今回の削減はあくまでも、後期実施計画(市が実施する事業をもりこんだ計画)を行うには財源が不足している、ということがスタートライン。
なお地域手当も、その財源不足の穴埋めのために削減されています。本来であれば、暫定削減ではなく、人事行政全般の観点から、評価のありかたや給与体系、研修・教育などといった総合的な観点からの実施が必要であったという点を指摘して、討論を行い賛成しました。
また、その職員給与削減に呼応して、議会からも財源確保について協力すべき、という立場から今期最後まで4%給料カットの議員報酬を実施することになり、条例を可決しました。
そして世界遺産登録にむけ、市内から政治ポスター等を看板を撤去すべきという決議が提出されましたが、私たちの会派としては、議会の各派代表者会議にこの件がかけられた際に、自粛すべきという意見を発表しましたが、代表者会議では全会派の意見がまとまりませんでした。
このため、憲法上の表現の自由、公職選挙法という法的にも制限を加えることが難しい案件であるため、それぞれの議員が自主的に判断して行動することが望ましいと考え、決議には賛成しませんでした。なお同決議は反対多数のため可決しておりません。
また、定数削減、定数維持それぞれの陳情については、現在議会運営検討委員会で検討しており、数についても陳情で指定された数に同意することは難しいとして全て否決しました。議会としても否決しています。
しかし、会派としては、定数については、現在市議会が4常任委員会をベースとして運営されていることを考慮して4人ベースで削減は検討すべきという考えを持っています。
いずれにしても、議会に期待されている機能、行政の監視機能と市民意見をより広く詳細に広聴する機能を充実させていくことは、議会の存在意義を高めることからも必要です。
議会終了後は、昨日委員会で報告された寄付・取得予定地についての報告がありましたが、やはり用途や、取得についての経過、またマニフェストとの整合性などについて意見が多く出されました。
- 平成24年06月27日(水)
一般財団法人などからの寄付、買収を予定している、とされる扇ガ谷の土地の視察を行いました。
住宅街の奥まった場所にある土地と建物は緑地に囲まれ、鎌倉らしい趣を十分に残した素晴らしい場所でした。
視察後に実施された教育こどもみらい常任委員会では、寄付、買収地の詳細や、用途確定にかかるまでの経緯、また財団の詳細等についての質疑が行われました。
なお、これまで御成小旧講堂を利用してのガイダンス施設を市では予定してきましたが、今回の土地・建物をガイダンス施設並びに博物館として利用することを検討しているとのことでした。
世界遺産登録を目指す鎌倉としてガイダンス施設は整備の急がれる施設ですが、博物館構想に関しては、野村総合研究所跡地の利用、また市長マニフェストにより、財源の観点から計画自体ほぼ凍結となっていることから、財源や運営の一定の見通し、またこれまでの方針と今後についての考え方の整理などが必要と考えます。
明日改めて議会全員協議会で用地取得についての説明が行われる予定です。
- 平成24年06月23日(土)
湘南センチュリーモータースクールで交通安全フェスティバル2012が開催されました。大船警察署、鎌倉警察署、鎌倉市と同スクールの共催です。
スタントマンが演じる交通事故の再現は、例えば携帯電話を使って走行している自転車同士がぶつかったり、車にひかれたり、乳母車に激突したりとスタントマンや、人形だとわかっていてもひやひやしてしまうほどの迫力です。
今年はこの会場で、「鎌倉市自転車の安全利用を促進する条例」の周知啓発のためのキャンペーンを、鎌倉市議会政策法務研究会の有志メンバーで行いました。
フェスティバルでは自転車の乗り方教室も実施されるのですが、今年は子どもさんの参加が70人くらいはいたのではないでしょうか。盛況でした。正しい乗り方を、スクール内の道路を利用して警察官の方から教えてもらっていました。
正しい乗り方を習うことのできる場所は中々少ないものです。こういった機会を充実させることも自転車条例では目指しています。
- 平成24年06月17日(日)
東日本大震災の被災地支援のチャリティコンサートが大船教会で行われ、聞きにいってきました。
今日はアンデスの笛、ケーナの演奏会ということでコンドルは飛んでいく、花祭りなどなじみのある曲も演奏され観客のみなさんもケーナの調べを楽しんでいます。
今この瞬間も全国あちらこちらで被災地支援が行われているのだろうと改めて思いました。風化させないことが私たちにできる一番のことです。
- 平成24年06月14日(木)
自分の一般質問の登壇は本日終了。
今回は子育て環境について質問しましたが、とりわけ子育て家庭から要望の多い公園の整備、保育、子ども会館・子どもの家について質問を行いました。
公園については遊具、ベンチなどの整備も含めて今後各地でワークショップなどを通じて全体的な整備を進めてもらうことや、整備して新しい遊具が設置された場合には、きらきらナビなどで周知してもらうことになりました。
子ども会館・子どもの家については、耐震性の確保されておらず、老朽化の進んだ建物については、子どもが利用する施設ということで、早急に予算確保のうえ進めていただくことを答弁でもらっています。
また学校から離れた子どもの家などについては、今までなかった計画策定を行う中で、着実に実施してほしいことを要望し、計画策定という答弁です。
なお子ども会館・子どもの家については、さらに地域が入って子どもから高齢者の方まで集まれる多世代交流の拠点とすることや、また利用者の子どもの声を反映できる体制づくりを要望しています。
また、保育については、入園決定(不決定)が2月下旬くらいまでかかることもあり、それから次の入園先などを探す保護者の負担軽減のためにも前倒しの決定を要望しました。
子育て環境向上の少しずつでも前進してほしいと思っています。
- 平成24年06月13日(水)
6月定例会の始まりです。今回の一般質問者は17名ですが、子ども関連が7名とかなり集中しています。
かくいう私も今回子育て環境について質問します。
- 平成24年06月08日(金)
大船、鎌倉両警察署を訪問しました。
自転車条例策定時に各交通課の方々に市内の実情や、条例に対する意見などを頂きましたので、制定の報告と今後の周知の取組について協議させていただきました。
先日この日記でお知らせしたとおり、今月23日土曜日に台にある湘南センチュリーモータースクールで開催される交通安全フェスタ2012で自転車条例と正しい乗り方の周知啓発を実施します。
のぼりも作っていますので、みかけたらお声掛けくださいね。
- 平成24年06月07日(木)
手広中学校で実施されたふれあい体験活動に、スクエアダンスチームの一員として参加させてもらいました。
今回は全体で19種目ということで、鎌倉彫、西鎌倉郷土史、切り絵、料理、フラダンス、農業体験、茶道などなど様々な活動が地域の方から提供されており選びきれない!という生徒さん達の声が聞こえそうです。
地域の方との交流を通じて、社会性、豊かな人間性の育成を図る事を目的として、長年同中学校で実施されてきた事業とのことですが、大変すばらしいとりくみと感じました。
全市的にもぜひ広げていただたきたいと思います。
ところで初心者同然の私もスクエアダンスを生徒さんたちと一緒に踊らせてもらいましたが、中々の盛り上がり、そして生徒さんたちの呑み込みの早さに感動です。
皆様お疲れ様でした。
- 平成24年06月02日(土)
子ども子育て新システムにかかり、学童のあり方を考える神奈川県議会議員の議連が発足し、県下の地方自治体議員を集めて研修会が開催されました。
県庁の担当課長の冒頭の説明では現在システム関連法案は国会の議論中であり、まず法案は無傷で通らないだろうあろうことを前提としてほしいという話でした。
改めて、消費税法案が通らなければ子育て支援を充実するためとして策定された関連法案も通らないということで、ハードルの高さを感じます。
また今回の勉強会も議連が発足されたからには神奈川県下では現在取組に差のある学童に対して一定の質を約束できる環境構築のため、と勝手に想像していたのですが、(同様の質疑多数)その点では期待外れです。
いずれにしても子育て環境の向上は国で一律のシステムが作られているわけではなく、各自治体にその財源とともに実施がゆだねられているこの現状には見過ごしできないと思っています。
- 平成24年06月01日(金)
今国で議論真っ最中の社会保障・税一体改革関連法案。
そんなさ中、「社会保障の展望〜社会保障と税の一体改革から考える」というタイトルで鎌倉市議会の議員・事務局職員研修会が早稲田大学教授植村氏を招いて実施されました。
近年の社会保障費の伸びは、同氏によれば、医療費、介護費などというよりは、主に雇用の不調による生活保護や失業保険などの急激な伸びによるというもの。またそれは公共工事の低調ぶりとも関連するという分析でした。
それであれば、経済成長が今後社会保障費の抑制に欠かせないのではないかという質疑をしましたが、そうすっきりもしない課題のようです。
いずれにしても今議論中。支え手がかなりのスピードで減少する中、社会保障制度の再構築は必須です。