- 平成24年02月29日(水)
この日記で度々お伝えしていた政策法務研究会で作った自転車条例が本日開催された建設常任委員会に付託され、審議が行われました。
各建設常任委員からは、自転車専用レーンが設置しにくい鎌倉市内においてどう自転車が走りやすい環境を構築するのか、各関係団体とは条例についてどのような議論を行ってきたのか。
また、そのほか自転車関係の事故、条例制定後の計画実施についての予算担保など様々な質問がありましたが、全会一致で採択されました。
あとは本会議での採択が控えています。
- 平成24年02月28日(火)
夜11:30過ぎに終了した観光厚生常任委員会でした。
今回の委員会は来年度の予算についての質疑も入ってきますので、大変長時間となりました…。
消費生活条例の改正が提出されています。高齢化の進展や、子どもの間でもインターネットの使用が進みトラブルも多くなる中、消費者を守る体制づくりは必要です。改正により、その環境をますます強化するよう後押しとなると考えます。
また、来年度新規に始まる地域会議については、従来より地域コミュニティーの強化を提唱していた私としても気になる施策です。地域会議が、今まで地域で活動していた各団体に横串をさし、なおかつ地域全体で情報を共有できる取組を要望しました。
なお、ごみ処理基本計画については、今年度家庭用生ごみ処理機の普及目標台数に1,800台に対して30数%しか達成しておらず、計画達成は難しいという意見をのべました。
まだまだ2月定例会は続きます。
- 平成24年02月25日(土)
ちょっと寝転がってみたのは、宿泊訓練用に組み立てられたブースです。
昨日夜7時から小坂小学校でミニ防災拠点宿泊訓練プログラムがあり、参加してきました。
地域の方も参加する中、災害対策本部とのMCA無線を使った更新訓練、防災備蓄倉庫の見学や簡易トイレの組み立てなどを行いました。
また東日本大震災で被災地で活動した職員の方の話を聞きながら、サバイバルフーズをいただきました。(各家庭での防災備品は、その内容と重さをぜひ見直してください、とのことでした)
災害時には、担当職員のみならず地域の防災担当の方も鍵の場所などをきちんと認識し、スムーズな避難所開設につなげていくことが必要です。以前も一般質問などで取り上げましたが、各地域の協議状態にもよるようで、中々一気呵成には進みません。
しかし、こうして実際の備品を目の当たりにしたり、体験談を聞くことは意識啓発にもなりますし、当日は色々なプログラムで編成されて、充実していました。
さて冒頭のブースですが、よく報道などで見たように、段ボールなどで間仕切りをするよりは、その管理や耐性に優れていると思います。しかし私の寝転がったブースで一家族分のスペースです。避難生活は本当に厳しいものだと感じました。
関係者の皆さんお疲れ様でした。
- 平成24年02月24日(金)
昨日終了するはずだった代表質問は、昨日午前中の市長答弁調整のため本日まで食い込み、今日午前中にうちの会派の山田議員が質問を行いました。
次年度に前倒しで策定を行うとした次期実施計画の内容から始まり、防災対策、子育て施策、まちづくりなど多岐にわたる質問を行いました。
昨年度に引き続き問題提起として質問項目にいれてもらった、空き家対策や、町美化に関する、放課後子ども教室の拡充の質問等には相変わらず前向きな答弁はありません。もう少し聞き方を変えなくてはいけないです…。
なお、この日 政策法務研究会で創り上げた自転車条例の上程も行い、来週行われる建設常任委員会で審査が行われることになりました。
また本会議終了後に行われた広報委員会では、次回の議会だよりについてレイアウトの変更などを行うことを決定。少しでも親しみやすい紙面にしようと検討中です。
来週から各常任委員会が始まります。
- 平成24年02月22日(水)
代表質問がはじまりました。全7会派から一人ずつ代表者が質問を行います。
先日この日記で書いた通り、かがやく鎌倉は一番最後の登壇です。
- 平成24年02月18日(土)
職業柄、様々な方のお話を伺う機会が多くて恵まれていると思います。週末にお会いした方々からも意見を頂き、自分のものの考え方に対して反省を促されます。
子どもにかかる施策について、「OECD諸国と比しても、国の予算のかけ方はあまりに貧弱」という話をしていたところ、それはそれで、どうするか考えないと、という指摘を頂き上記のとおり、反省です。(しかし、やはりもっとかけてもらいたいという考え方は、国の支え手を育成するという観点からも変わりはないですが)
いずれにしても成長時代は終わり、予算がないことを言い訳にするなら、この後ひょっとしたら何十年も同じ言い訳をしなくてはいけない可能性もあるわけです。発想の転換が必要です。
- 平成24年02月17日(金)
来週行われる代表質問の内容検討を会派で行い、担当原局と内容について調整に入りました。
通常代表質問は、ほぼ全分野(子育てや、高齢者福祉、まちづくりに行財政改革や教育など)にわたり数多くの質問項目を入れ込みますので、打ち合わせにも時間がかかりますが、質問と答弁に齟齬があるといけないというので、結構きっちりやります。
しかし、代表質問の順番によっては、ほとんど前に行った会派と質問内容が重複する場合が多いのが悩みです。だからこそ、質問は何番目になるのかは非常に重要なところ。(これまたくじ引きで決定されます)
今回わが会派、かがやく鎌倉は一番最後です!うちのY議員は一番最後の順番を引き当てる確率が非常に高く、またまた(で、済まないですね。重ねてまたまた?くらいでしょうか)トリとなりました。
- 平成24年02月15日(水)
2月定例会が始まりました。
この定例会では、まず本日、明日に無所属議員の一般質問が行われ、そして来週各会派からの代表質問が行われ、月末に各常任委員会、そして来月は予算特別委員会が実施されます。
少し長めの議会となりますが、予算議案の行く末も気にかかるところです。
- 平成24年02月13日(月)
2月定例会の開始を控えたこの週、いよいよ最後の政策法務研究会・全体会の最終の集まりです。
頂いたパブリックコメントに対する回答の確認や、ヒヤリングでの意見の扱いの条例への適合など様々な項目を確認しました。
研究会で創り上げた条例は、2月定例会で上程し、建設常任委員会で審議される見通しです。もう一歩。
- 平成24年02月12日(日)
子どもの付き合いで、仮面ライダー40年の軌跡展に行きました。入場料は良心的で無料です。主題歌のブースでは、同行しているパパたちが、次の展示を見たがる子どもに対してもっと見ようよ〜と言っていたのが微笑ましいというか、なんというか。
入場料は無料ですが、おもちゃを買わされる事を失念していました(?)。あまりコストパフォーマンスはよくないかもしれないです。
しかし40年てすごいですね。最初にスタイルが確立されたので、そのテンプレートに沿って新しいヒーローを構築するだけで長く続けられてこられたのでしょうが…。
- 平成24年02月10日(金)
ユニバーサルデザインとか、バリアフリーなどの言葉はすっかり定着した感がありますが、本当にそういった街の姿になっているか、使いやすい構造に様々なものがなっているか、といえば前途はまだまだ遠いものだと思います。
今日は観光厚生常任委員会と鎌倉市身体障がい者協会との意見交換会があり、同会からたとえば鎌倉市の体育館についてバリアフリーになっていないため、靴を脱いで上がるのも一苦労といったお話を伺いました。
そういえば、子どもが小さいころはベビーカーを利用するので、エレベーターや段差について敏感だったのですが、成長につれてその感覚を忘れてしまいます…。
一方不自由さを抱えながら日々生活している方々が確実に存在しているわけで、バリアフリー後進国といわれる現状を足元レベルから変えていかなくてはいけません。
委員会としても施設を改めて見る中で意見をまとめるという話となりました。
- 平成24年02月07日(火)
昨日から静岡に来ています。所属しているある議員団に視察に参加したのですが、今回は停止中の浜岡原発と焼津市などを視察しました。
浜岡原発については管前首相の要請により停止中ですが、この間地震・津波対策が実施されていました。
通常の見学ルートが設置されている5号機と、防波壁の設置工事を見学しましたが、とりわけ防波壁については今年末を目標として鉄筋を編みこんだ堅牢な壁を200本以上設置するため、雨にも関わらず工事が行われていました。
しかし、国として原子力発電をどうするのか、代替エネルギーの開発などエネルギー政策全般が定まらない中では見通しは極めて厳しいものだといわざるおえません。(中部電力の方も言っていましたが)
その後訪問した焼津消防防災センターでは、100%の組織率を誇る自主防災組織の取組や、避難ビル、高速道路会社との津波避難にかかる協定などについての説明を受けました。
東海地震の起こった際に大被害の予想される同市では比較的早い時期から減災の取組が行われていましたが、3.11以降津波対策も加えられ、加速した取組が実施されています。
驚くべきは、避難訓練の参加者。
人口14.6万人なのですが、8月の総合防災訓練には47,704人、12月の訓練には53,076人の参加があったということで、意識の高さを伺わせます。
ちなみに写真は同センターの6畳用のシェルターです。
家屋の倒壊から身を守るためのもの。24万円で、半額補助が実施されているとのことでした。
- 平成24年02月05日(日)
私の誕生日。30代最後の歳になりました。家人と子供の共同作業のおうちの飾りつけとサプライズの誕生日ケーキ。どうもありがとう!この歳も充実させるようがんばっていきたいと思います。
- 平成24年02月03日(金)
議会での研修会では防衛大学から佐藤先生をお招きして、災害時における議会の役割というテーマで講演をいただきました。
佐藤先生の指摘では、災害時においても行政と市民、お互いの実情と知る立場として、それぞれの要望、現状を伝え合う具体的なパイプ役となるべきという内容があり、まさしく日常から考えている議員の役割の一つであると感じました。
いずれにしても先の3.11時では首長や行政職員の活躍ぶりが目立った一方で、地方議員の活動には濃淡があったように思います。災害時にどういった行動がとれるのか考えておきたいと思います。
- 平成24年02月02日(木)
新しく、国民健康保険運営協議会のメンバーとなり、協議会に参加しました。
本日の議題は補正や次年度の本予算にかかる国民健康保険関連の予算等です。
高齢化が進展するにつれ、国民健康保険の財政規模も大きくなっており、また後期高齢者、前期高齢者医療制度などの制度変更など様々な課題があります。
地域での体操教室の機会拡充など過去の委員会などで求めてきましたが、医療費圧縮といった側面からも個々人がいつまでも健康に暮らし続けられるような介護予防などの施策の重要性はますます高まっています。
- 平成24年02月01日(水)
観光厚生常任委員会と鎌倉市技能職団体連絡協議会の意見交換会がレイウェル鎌倉で行われました。
技能職というとわかりづらいですが、建築職、左官業、美容組合や造園業、クリーニング業など多岐にわたる組合の方で構成されている協議会で、各代表の方が出席されました。
全国的にも同じ傾向かもしれませんが、やはり後継者の確保という点が悩みのたねで、職業を知ってもらう機会を作るために、たとえば造園業の方は地域の小学校などで伐採のボランティアを行っていただいています。
イメージだけではなく間近で見られる機会により、職業に対して具体的なイメージもつかめます。大変貴重な機会と思いますが、中々その機会を生かし切れていない感触がありました。
市の経済の活性化のためにもこうした中小企業の方が元気でいることが大切です。すでに取組はあるものの、様々な方面からの支援が必要と改めて感じます。