- 平成22年11月28日(日)
TPPなど農業についての動向が気になる昨今。
そんな中毎年恒例の秋の収穫まつりが大船中学校で開催され、表彰式などに参加してきました。
今年は猛暑による日照りと降雨がほとんど無い状態で、農業生産には厳しい気象条件と品評会の審査報告のなかで触れられており、異常気象のもたらす影響が甚大だったことを物語ます。
しかし入賞した農産物はもとより出品、販売されている農産物はどれもそれぞれ愛情こめられて育てられた香りのする品々ばかり。光っていました。
写真は入賞した葉牡丹。私自身も葉牡丹の寄植えがあまりに可愛く、買ってしまいました。
しかし冒頭のTPPについては農家の方の間でも抱える農産物によって意見がわかれていますし、農家の戸別所得保障についても保障を受けるには相当ハードルが高く、ここら一帯で受けている家などない、という話もある地方で伺ったことがあり、一筋縄ではいかない課題ばかりと感じます。
- 平成22年11月23日(火)
勤労感謝の日。毎年鎌倉市では技能者表彰式が開催されます。
屋外広告士、鎌倉彫彫刻師、造園工、クリーニング士、大工、とび職など様々な職種の方が、技能功労者、優秀技能者、青年優秀技能者として表彰されました。
受賞者代表の方の言葉で生涯精進という言葉がありましたが深く感銘。技術者の方のみならずこういった姿勢を持ち続けたいと思います。受賞者の皆様おめでとうございました!
- 平成22年11月19日(金)
所属している議員団の研修会で東京都の洪水対策用の神田川・環状7号線地下調整池を見学する機会を得ました。
昭和初期には市街地が約48%だった都内は平成15年には市街地が97%。それに伴い、水害が増加しています。
とりわけ平成5年には台風時に浸水家屋が約3,200戸だった神田川水系地区。しかし第二期工事まで完成した現在、地下調整池は小学校のプール1,800個分の容積を得て、平成16年の台風時には浸水被害は46戸にまで減少しており、調整池の効果を感じさせます。
しかし昨年9月の台風時には94%まで雨水がたまったということで、昨今のゲリラ豪雨、台風の威力を感じさせます。
都の取り組みは大きすぎますが、(総工費50億円とのこと…)鎌倉でも浸水地域を抱えており対策は必須です。
- 平成22年11月16日(火)
産業振興に貢献した方などへの表彰式が商工会議所で開催されました。
昨今の経済状況が厳しい中、地方の元気を支えていただいているのは事業者の皆さんです。今後のご活躍をお祈りいたします。
受賞者の皆様おめでとうございました!
- 平成22年11月15日(月)
議会有志で条例づくりを進める政策法務研究会が行われました。
これまで子ども関連・産業振興・自転車・観光の各チームに分かれて現在の市の状況、行政計画などを調査したうえで発表。テーマの絞込みなども検討しましたが、もう少し各チームでワーキングを進めることになりました。
- 平成22年11月12日(金)
当鎌倉市議会でも議会改革(?)のための議会検討委員会が開催されています。議会基本条例を視野にいれて、本日は議会の責務についての議論を行いました。
早速勉強してきた(?)会津若松の例を出してみましたが、まとめは次回に持ち越し。前任期の特別委員会でもそうでしたが、仕方ないとはいえ時間のかかる話題です。
- 平成22年11月11日(木)
今業界的に一番注目を集めている議会改革といえば会津若松市議会。昨日から福島・会津若松の視察に来ています。
写真は昨日訪れた福島のこむこむ館。JRの払い下げ用地を活用した駅近の好ロケーションに設置された子どもの施設です。
子育て親子が遊べる室内の場所も確保されており、また科学室やキッチン、スタジオ、プラネタリウムなども併設されており、また箱だけでなく、常時なんらかのワークショップが開催されているということで、大学、地元企業も参画し、大変有益な場所となっていました。
もとは生涯学習センターという話もあったそうですが、子どもの施設という方向にかじを切られ、適切な大きさのホールも年間を通じてかなり利用度が高いようでした。
会津若松市議会での視察はとにかくスピード感を持って進められているというのが第一印象です。
政治倫理条例・議会基本条例が約一年間で制定され、議員間討議の場所も委員会前、委員会開催時などに担保されており、また地域に出向いて行う出前議会で地域の声を集約し、政策にまで高める制度も構築されています。
議会は何をやっているのかわからない、という声にこたえるべく大車輪。議会改革の要諦はまさしくここだと感じます。
- 平成22年11月09日(火)
リベンジの日。といってもなんのことだかわかりませんよね。
業界的に有名な取り組みをしている自治体には視察希望が殺到して、中々日程が取れないことがあります。
江戸川区保育ママ(家庭で2名から3名の赤ちゃんの保育を行う)は昨年もいくつかの日程で調整をおねがいしていましたが、やはり有名な取り組みで、各地からの視察で混んでおり、全く日程がとれませんでしたが、やっととれたので、行ってきました。(だから、リベンジの日)
しかし、各自治体が待機児童の集中する0歳から2歳児までの対応として保育ママ制度の中、江戸川区では1歳未満の子どもに家庭的な環境の中で保育を行うという方針で行っており、理念から出発した制度であり、また昭和44年からという歴史もあります。
なり手の確保に関してはやはり一肌脱いでくれるような方が沢山いる、という地域性に負うところが大きいというのは担当者の言葉。
地方自治体の政策・事業は地域性に合致したもの・地域資源が生かせる事が必要なので、鎌倉は鎌倉で何ができるか考えなくてはいけないと改めて思いながらついた帰途です。(レポートは後日掲載します)
- 平成22年11月07日(日)
昨日夜から泊りがけで来ている御殿場の会場で知り合いの議員さん数名とともに市政報告の時間を頂きましたが、久しぶりにとっても緊張してしまいました…。プレゼン力の向上はまだまだ課題です。
それにしても、若年層の方々が政治に対する興味がわかないという話がこの会でありました。
以前投票率向上を目指して活動する方が言うには、野球に対して興味の無い人に、興味を持たせるのは大変、ということで、確かに同感です。しかし、野球は興味がなくても生活に影響はありませんが、政治に無関心だと知らないまに税金が増えて負担増になっていた、なんてこともありえる話で、そこが決定的に違うところです。
- 平成22年11月06日(土)
子どもと一緒に第24回子どもフェスティバルが大船小学校に行ってきました。小中学校の保護者会・PTAの方や少年野球クラブの方々などが様々なブースを出していて、とってもにぎやか。
息子・信長はスーパーボールすくいなどをしてご満悦。小さい子どもから中学生まで様々な年齢層の子どもが集い、楽しいひと時を過ごします。
帰り際大船地区子どもの安全を見守る会さんから各小学校地区の安全マップをいただきました。いかに多くの地域の方によって子どもたちの安全が確保されているかを感じます。
- 平成22年11月02日(火)
観光厚生常任委員会の視察で昨日から四国にきています。
人口50万人以上の都市でリデュース第一位を誇る松山にはごみの排出抑制について、また今日は高松・丸亀町の商店街の活性化について視察に訪問しました。
とりわけ丸亀町の取り組みについては5月に地方自治経営学会でその取り組みを伺ってから、大変素晴らしく、機会があったらぜひ訪問したいと思っていた場所ですが、知名度が大変高い取り組みで、全国の自治体のみならず商店街からも視察がひきもきらないということ。
元々全国一長い屋根を持つ商店街で、丸亀の特徴としては地権者が会社を作り、地上権のコントロールをテナントミックスを含めて行っているということで、業種の方よりをなくし、しかも象徴のドームのあるゾーンには地元デパートととタイアップした高級メゾンまで誘致しており、大変お洒落な空間になっていました。
しかしその場所から離れるにつれ、どんどん空き店舗率も高まり、以前はいちばん華やかだったという商店街はなんとなく暗いイメージ。
空き店舗対策として補助金助成など行い空き店舗率も36%から26%まで改善したということですが、人の流れが商圏などが刻々と変わっているということをまざまざ感じさせます。
松山ではごみ処理基本計画の改定概要を軸に話を伺いました。
しかし自治体をとりまく経済状況が厳しい中でどの程度適正な処理に予算を確保できるかがいちばん頭を悩ませているところだそうです。
なお昨今の排出抑制の一番のポイントは事業系ごみに対する厳しいあり方と料金値上げなども効いているようです。
また個人に任せると限界があるため、そこは行政が責任をもって対処すべきという話もあり、熱意ある担当者の話は聞く側としても真剣になります。