- 平成22年10月28日(木)
子育てハッピーアドバイスという子育て本を読んだことがあるでしょうか。明橋さんというお医者さんが書いているのですが、ベストセラーになっています。
今日はその明橋さんの基調講演からスタートした地方自治と子ども施策 全国自治体シンポジウム2010に参加しました。
同氏によれば今の子どもをめぐる問題の根底には自尊感情・自己肯定感の欠如があるとして、この肯定感の土台を0歳から3歳の乳幼児期に創るべきと指摘しています。
続くパネルディスカッションでは子どものためのネットワークをいかにつくるかというテーマで県・教育・児童養護施設の立場からそれぞれ発言がありました。
中でも市立養護施設を存続させるため寄付金集め、笑顔の運営などの体験を話された元市職員の方の話にはとてもパッションを感じました。
また共に育てるという中でいかに性急に結論を急がず、いかに豊かな議論が展開されたかプロセスを重視し、人の言葉・ありよう・思いを逃さないという発言が県の方からありましたがどんなことにも通じる姿勢だと感じました。
明日は分科会です。
- 平成22年10月26日(火)
地域に開かれた学校づくりの一環として行われている学校へ行こう週間。10月は各学校の授業の様子などが公開されています。
昨日は小中学校一つずつ訪問させていただきました。保護者のみならず地域・一般の方にも公開されています。どんな授業・環境で子どもたちが授業を受けているのか知るいい機会です。
実際学校に行ってみると、各地域によって児童・生徒数の増減傾向が異なるため、学童保育などに転用できる教室の有無キャパシティも各校によって全く異なることを再認識しました。
- 平成22年10月25日(月)
現在本会議や委員会でPCの利用が可能な議会はたったの37議会のみ。鎌倉市議会でも使用の可否を議会のありかた検討委員会で議論しました。
議員へノートPCの貸与も行っている登別市の例がありますが、市役所全体を上げてIT化に取り組んでいるためで、ここまでしている例はまれ。本会議中にインターネット接続して例規集の閲覧などやノート代わりに使用、というところがほとんどの中、実質的な利用は行われておらず、鎌倉でも現段階では利用はしないということになりました。
しかし将来的に徹底したペーパーレスの市役所づくり・議会づくりを目指すなどの構想を創る上で併せて議場・委員会室でのPCの利用も検討すべき課題とは考えています。
また今後の議会基本条例制定を視野にいれ、前の任期でかなり話し合ってきた、今後の鎌倉市議会をどうするか、という本丸の議論にいよいよ次回から入ります。
- 平成22年10月24日(日)
子どもが獅子に頭をかまれて、渋い顔。
大船行政センターで行われた福祉バザーと文化展で行われた今泉のおはやしで獅子舞も行われ、皆が楽しんでいました。
10月もあと一週間です…。今月もあと少し。あっという間です。
- 平成22年10月23日(土)
毎年この時期に行われるかまくらママ&パパカレッジに家族で出かけました。
秋晴れの下、今年はさらに多くの来場者がいたということで、大賑わいでした。遅めの到着となりましたが、庭のダンボールにお絵かきをしたり、ヤゴやめだかにさわらせてもらったり、体育館ではボール遊びをしたり満喫の息子。
他にはおもちゃづくりや、おうた遊びなども行われていて、沢山の子どもたちがにっこにこ。楽しい場所を提供していたたき、関係者各位に感謝いたします。
- 平成22年10月21日(木)
全国から約2,400名の市議会議員が大分に集結。
私もその一人でした。昨日から今日まで大分市で開催されていた全国市議会議長会研究フォーラムに参加していました。ちなみに鎌倉市議会からは13名の参加。4年の任期中に一回は参加させてもらえるようになっています。
今回のテーマは地方議会議員の定数と報酬についてですが、以前の議会改革と銘打たれて実行された定数と報酬削減とは一味違い、今後の地方議会はどういう役割を果たし、どういう仕事をするべきなのか。それをベースで考えたうえで適正数と適正報酬を考えるべきではないか、という方向性にシフトしています。
現在名古屋での市長と議会のやりとりがかなりクローズアップされていますが、あれを見ても分かるとおり、本当に議会の存在意義が問われている昨今。例えば政策立案能力の向上、及び条例提案、また地域に出向いて議会の出前報告会を行うなどその活動を見える形として市民の方に届けなければいけないということを改めて感じます。
なお、私見として昔の議員さんは陳情対応にしてもかなり無理がきいたが、現在は行政の透明性も確保されており、中々その無理が利かないその他の活きる道として政策提案という方向に転換しているのではと思っていたのですが、同じような意見をパネルディスカッションにパネラーとして参加していた日経の記者の方も披瀝しており、わが意を得たり、という感じでした。
なお、明治大学の中邨先生の資料で各国の政治への信頼度、及び将来の自己の行く末を個人責任と考えるか、行政責任と考えるか、というデータが出されていましたが、日本は政治を信頼しない、は76.7%でアメリカ、ドイツに次ぐ数字でしたが、行政責任と考える数値は他国を抜いて圧倒的に一位。不信感があるものの、いかに行政・自治体というものに期待しているか、ということがわかります。大変興味深いデータです。
二日目の今日発表された稲城市の事例(委員会ごとにテーマを一つ決めて一年程度時間をかけて調査し、報告書をまとめて行政運営に役立ててもらう)、飯田市の事例(決算認定に事業評価を活用、また決算委員会前に委員会ごとに項目を分けて審査)はとても実践的で、今後ぜひ鎌倉市議会のほうでもとりいれてみたいと思う事例で、刺激となりました。
フォーラムについてはまた後日レポートとしてアップする予定です。
- 平成22年10月16日(土)
子供の保育園の運動会でした。朝は少し肌寒いかと思ったものの、ぐんぐん気温は上昇。
全クラスが揃っていると、年齢が一つ下のクラスの子をみると、一年前はあんなに小さかったんだ、とか、来年は棒によじ登るなんて事までできるんだ、と色々思います。
先生方もこの日のために一生懸命練習をしてあげていて、本番の今日も「絶対できるよ!」と、たくさん声がけ。子供たちがうまく跳べたり、競技できると一緒に飛び上がって喜んでいて、感動しました。皆様お疲れ様でした。いい一日でした。
- 平成22年10月13日(水)
主要先進国の中で日本が最下位なものとは?
昨日世界経済フォーラムが発表した男女平等度で日本は134カ国中94位でしたが、冒頭のように主要先進国中では最下位。
格差が小さい総合首位はアイスランド、続いてノルウェー、フィンランドとなり北欧諸国が上位をしめています。
ノルウェーについては大使や、民間の方から話を聴く機会がありましたが、男女平等を経済政策としての位置づけをしているため(労働力確保としての女性の進出担保)ここまで取り組みが進んでいるものと思います。
男女共同参画の言葉も聞き飽きたという向きの方もいるようですが、すくなくともこういった順位付けで満足の行く結果を見てからでないと、とも考えます。
- 平成22年10月10日(日)
市民運動会!の日ですが、毎年子どもはこの日に風邪をひくことになっています。咳がとまらない信長は留守番で参加しました。大船地区では大船小学校体育館での開催となりました。
開会式からいくつかの競技を見て、また山田議員と二人三脚で飛び入り参加させてもらいました。
スタート前に少し練習していたのですが、ドベです…。日頃の研鑽が足りません。関係者の皆様ありがとうございました。
- 平成22年10月07日(木)
平成7年の阪神・淡路大震災からはや15年。
今回の全国都市問題会議は神戸市で開催され、テーマは災害などを対象とした「都市の危機管理」。毎回テーマ設定がよく、学ぶべきことがたくさんある会議です。
神戸市のほかにも火山噴火の恐れのある桜島を抱える鹿児島市なども報告者として登壇しました。
神戸市の報告で大変素晴らしいと感じたのは、震災後一週間後に10年単位の震災復興計画が編成・発表されたことです。震災後の混乱の中でも行政が継続され、市民生活を守るというメッセージを見せていると感じました。
その後に起きた少年犯罪事件を経て神戸がより市民にとって安全安心のまちをつくるという力強い姿勢となっています。
実際の震災時には行政には頼れず、自助7割、共助2割、公助1割とはいうものの震災時、震災後の体制や日頃のつながりづくりが欠かせず、防災対策は終わりがありません。
なお、現在街では震災の爪あとを見ることはできませんが、夜には初めて阪神・淡路大震災慰霊と復興のモニュメントと希望の灯りにお祈りしました。会議詳細は後日レポートでアップします。
- 平成22年10月02日(土)
市内の歯医者さんで、インプラントの技術に触れたことからスウェーデンのコンセプトにかなり共感を持って治療を行っている方がいます。
今日はその歯科医さんを会場としてスウェーデンのライフスタイルや政治などについての講演会がありました。
話してくれた方はスウェーデン人の父と日本人の母を持つ方。しかし25歳まではスウェーデンで生活していたということでかなり細かい話まで伺えました。
社会(民主)主義、という形容するだけあって、消費税25%とっても高福祉を実施しているのはさすがです。75%の給与を保障する育児休暇が3年間も取得できたり、子ども手当ては20歳まで。子どもは投資として社会で育てる考え方がきっちり現れています。
また徹底した男女平等を実施しており、国会議員ですら兼業がほとんどで、投票率も80%以上。
また日本に来てみて愛国心があまりにないのにショックを受けたというほどスウェーデン人は国旗好き。旗日・誕生日・家にいる・またうれしい(!)という気持ちをあらわすために国旗を掲揚するとのことで、ポールは必需品とか…。
また豊かな自然を享受する自然享受権が保障されており、他人の私有地であっても入って焚き木やキャンプをしてよい、また一家に一台ボートがあるというとことまで至ると、豊かな暮らしということを理解しながらあまりにも日本とかの国の環境の違いに、日本としてもう少し中負担、中福祉にしたらという話もありますが、どこをどうしたらいいのやらと悩んでしまいました。
しかし楽しい時間でした。感謝します。
- 平成22年10月01日(金)
赤い羽根共同募金が始まりました。今日は10時から市長・議長とともに観光厚生常任委員会の委員長ということで、私も鎌倉駅東口で募金活動を行わせていただきました。
いまどきの若者は(っていまさら言う方もいないですかね>)なんて発言もありますが、多くの若い方が(しかも女性が多い)財布からありったけの小銭をいれてくれたりして、なんだか感動します。
ご協力ありがとうございました。
午後には同じく委員長として初めて鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会に参加しました。こちらはゴミの課題に関し、施設などのハード面ではなくてソフト面を市長からの諮問を受けて議論する場ですが、現在ごみ処理基本計画の中間見直しを行っていたとのことですが、11月末の市長の決定を受けてから計画の新しい方向付けを行うとのことで、中間計画は実質半年先送りのスケジュールとなっています。
市民の皆さんにご協力を頂いてリサイクルなどを行っていますが、全体の排出量は中々減っていかないのが実情でやはり各家庭の努力はもちろんですが、横ばい、もしくは微増傾向の事業系ごみも審議会の中で手数料のあり方などについて触れられました。今後の検討課題の一つです。