- 平成22年09月30日(木)
朝は大雨でしたね。気候の変動が激しすぎます。子どもも少し微熱気味…。
10月中旬に議会各会派から予算要望を提出するので、そのまとめを午前中には行い、午後は議会運営委員会に出席しました。
議会のあり方を検討で、各会派から出された課題を検討していますが、議場・委員会室へのPCの持込の可否についても検討が行われました。
全国でも許可されているのは本会議17市、委員会室も37市程度ということですが、どういった運営が行われているのか調査し、次回結論を出すことになりました。
未だに文書主義。全てが印刷して配布していただけるのでありがたいのですが、少しでも整頓を怠ると机の上はひどいことになります。
- 平成22年09月29日(水)
どうやったら問題意識を人と共有できるのか、自分が考えている重大さというものを人に伝えられるのか。難しい課題です。
そんなことを改めて思ったきっかけは、ケーブルテレビの取材。
現在鎌倉ケーブルテレビでは、鎌倉のゴミについて特番をシリーズで行っているとのこと。(全国一位のリサイクル率・燃やすゴミの行方・地域と施設の関わり・生ゴミの分別資源回収など)
その一環として各観光厚生委員(議会でゴミを所管している委員会)にインタビューがありました。
山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設建設についての賛否とその理由、計画を進める上での注意事項、鎌倉のゴミ行政の抱える問題などが質問事項。
現状では燃やすゴミを減らし、環境にも優しいということで、同施設の建設には賛成ですが、建設となった場合には十分周辺住民の方の理解を得られる取り組みを望むこと、また高齢化がすすんでおり、その点についても配慮が必要なことなどを話しました。しかし、11月末には市長が代替案を出されるということですから当然状況は変わってくると思いますが。
終了後に、インタビュアーであるケーブルテレビの方が、今後何十年と影響を及ぼす大問題として捉えているが、その危機感、また重要さが多くの市民の方に伝わっておらず、どうしたらいいか考えている、という事をお話されていて、行き着いたのが冒頭の課題です。
マスメディアに携わる方でさえそう思うのだから、いわんや一議員の私。何をどう伝えるのか、まだまだ模索しながらの活動は続きます。
- 平成22年09月25日(土)
台風12号の影響で心配された小学校の運動会。
早朝は荒れ模様で、延期かと思いましたが、なんとか雨もおさまり、一時間開始を遅らせて始まった大船小学校の運動会に参観してきました。
多くの保護者の方も集まってにぎやかな校庭で、児童たちが力いっぱいそれぞれの種目に臨みます。(写真は鈴わりです)
高学年の子どもたちが準備だけでなく、実際の運営にも大きな力となっていて、お兄さん・お姉さんぶりを発揮していました。低学年の子どももこういった姿を間近で見て学ぶのだろうな、と改めて思います。
天候のほうは時間がたつにつれてぐんぐん青空へ。皆の願いが届いた晴天となりました。
- 平成22年09月24日(金)
波乱の予感で迎えた(?)9月定例会も無事最終日を迎えることができました。
21年度決算議案は多数、もしくは総数の賛成によって全議案が認定されています。
他に議会から提出した議案として、議員報酬の引き下げに関する条例、特別支援学級の増設を市に求める決議、バイオマスエネルギー回収施設の設備推進を求める決議などを提出し、多数で可決されました。
いずれにしても生ごみ資源化施設のバイオマスエネルギー回収施設については市長は代替案の提示か、現行案でいくのかについて、11月末には結論を出すということになっています。
市民の方に納得・協力いただける結論を出していただけるものと思っています。
- 平成22年09月22日(水)
今話題の名古屋市と阿久根市。首長と議会という両方とも市民から選ばれている二元代表制を否定するような動きが出ている中で、どう議会も存在意義を発揮するのかを問われていると思います。
そういった動きを受けて、全国若手市議会議員の会にNHKからの取材依頼。議会機能の強化、議員提出条例の意義、議員の立案能力の向上などについてどのように取り組んでいるのか、といった内容です。
全国から若手市議会議員のメンバーが17名集まりました。
各議会でも活発に条例を議会から提出しており、また会派を超えて議会としてどう動くのか模索しながら活動していることがよく分かりました。鎌倉市議会でも政策提案の勉強会などを立ち上げていることを報告しました。がんばらなくては。
- 平成22年09月18日(土)
大船中学校の体育祭に開会式から少し参加させていただきました。秋晴れの元さわやかに入場、選手宣誓が行われ、元気一杯の姿を見るとこちらも楽しくなります。
しかし暑い日が続く今月。9月初旬の練習などは取りやめにしたり、やはり熱中症対策で大変だったようです。費用のかかることとはいえ、今後空調設備の設置について計画的に推進する必要を感じます。
- 平成22年09月17日(金)
議員の定数を現行の28名から20名にすべき、という陳情が提出されており、議会運営委員会で審議しました。
しかし現在議会運営委員会では議会のありかた検討委員会を行っており、近々このテーマを扱うこととなっていたため本陳情については継続審査の扱いです。
議員定数の課題は、本当にその地域にあった人数が一体何名なのか真剣に論ずべき内容です。
何度もこの日記で触れましたが、これからの議員のあり方というのは、ヨーロッパなどのように、ボランティア型で数多くの議員で運営するのか、それとも専門型にして今より人数も絞り込んだ上で、議会事務局の機能を強化していくのかどちらがその地域にあっている議員なのか、また伴って給与はどうあるべきか複合的な視点が必要です。
私としては今より絞り込んだ上で、その費用を議会事務局の機能を強化して政策提案能力の向上を議会は目指すべきとも考えています。
いずれにしても本格的な議論は今後行われることとなりました。
- 平成22年09月16日(木)
夕方までの市長への理事者質疑を終えて、21年度決算議案について委員会としての採決を行いました。
一般会計(本予算みたいなものです)を含む全ての特別会計が認定・可決されました。
委員会で可決された決算議案については委員全員一致で意見を付すことができます。
今回私を含めて複数の委員から出された待機児童対策と、学校の管理諸室の空調設備の設置についての意見を付すことができました。来週の議会最終日の中の委員長報告に盛り込まれます。とりわけ今回の委員会審査は長帳場の審議日が多かったので、意見を付すことができて良かったと素直に思います。
明日は議会運営委員会。議員の定数削減についての陳情を審議します。
- 平成22年09月15日(水)
今日も長い一日です。予定されていた審議項目を明日まで一部延ばして、夜10時過ぎに閉会となりました。
今日の質疑は概ね下記の項目について行いました
- 地域コミュニティの推進について
→ 地域資源をより把握する市民活動課によって強く推進すべきでは
- NPO団体など市民との協働について
→ 時間かかるが、これからの行政運営には必須。ノウハウを蓄積すべき
- 路上喫煙防止条例
→ 制定から一年。現況とこれからの方向性(喫煙禁止区域の拡大など)
- 電気自動車購入・急速充電器設置
→ 充電器はインフラ整備。周知と充実の要望
明日は市長などへの理事者質疑が行われる予定です。
- 平成22年09月14日(火)
決算特別委員会は二日目。教育総務費・小学校・中学校費などが対象です。
本来は3日目の内容ですが、教育委員会に監査が入るということで、順番が入れ替わり、2日目の今日となりました。
今日の質疑。
- 教職員の事故・不祥事への対応について
→ 昨年度の取り組み状況と、それを踏まえ、取り組み強化の要請
- 中学校施設
→ 前倒しが予定されている大船中学校改築について小中一貫教育に配慮した施設検討について
- 平成22年09月13日(月)
21年度決算特別委員会が始まりました。委員として参加しています。
決算は前年度予算が適正に執行されたか、成果など確認する場ですが、次の予算編成に対しての仕込みの意味をもった質疑も行われ、今日はなんと夜11時過ぎまで…。ともと初日は審議項目のボリュームが多いのですが、それにしても長い日です。
今日の質疑。全てではないですが下記の項目について質疑を行いました。
- 地域コミュニティーの活性化事業について
→ 全市的に波及させていくための課題をどうとらえたか
- 津波・洪水ハザードマップの作成・配布について
→市民への浸透度をどう評価し、マップ作成への市民参加をいかに促すか
- 選挙啓発活動
→投票率の低い30代前半までの若年層投票率をいかに向上させるか
- 徘徊高齢者の方の対応
→SOSネットワークの稼動状況と発見状況について
- 認知症の方のショートステイモデル事業について
→実績と拡大の方向性について
- 小児医療費助成事業について
→実施計画どおり所得制限撤廃の方向で推進すべきでは
- 保育所入所待機児童対策について
→ハード面・ソフト面の充実を要望
まだまだ委員会は続きます。
- 平成22年09月08日(水)
所属する観光厚生常任委員会が開催されました。インターネット中継が始まっている関係で、答弁する職員の方の部署名とタイトル(○○課長、○○部長など)を全て発言するのが、プレッシャーでした。(案の定間違えた部署がありました…)
インターネットに接続している方は、鎌倉市議会のHPにアクセスしていただければ簡単に見られます。
ところで委員会への報告事項としては男女共同参画の推進に関する施策の実施状況がありました。
推進する旗振り役の行政には、その内部に徹底した取り組みを、ということで育児休暇の取得も一般質問などで取り上げています。しかし、中々すすみません…。
男性職員にも取得してもらうことで子育て施策により深い視点をもって取り組んでもらえること、また職員自身のワークライフバランスなども期待できるとおもうのですが。
また市内で予定されていた認定こども園(幼稚園・保育園の一体化施設)の整備計画が延期され、多くの待機児童を解消を期待されていただけに大変残念でした。
その質疑のやりとりの中では、今後地域別の保育園に対しての需要と供給の調査も行うということで、これも要望していた事項に着手ということで、前進とは思いますが、しかしお子さんが保育園に入れないため、復職できない一人ひとりの保護者の方のことを思うと、まだまだです。
また今大変大きな課題となっている山崎生ごみ資源化施設に関しては、陳情も2本提出されました。現段階の状況も市民の方への丁寧な周知もはかりつつ、一体何が最善なのか選択してもらうべき時と感じています。
- 平成22年09月07日(火)
常任委員会が始まりました。今日は文教です。
2月定例会で、議会から修正予算を提出していた高校生の奨学基金については、教科書代、学用品費などを想定した給付金を(所得制限つきですが)実施することとなりました。
また、かまくら教育プランの取り組み状況やいじめや不登校の状況調査結果報告なども報告されました。
第一小学校第幾巻におけるアスベストに関連して学校関係施設での状況がかなり詳細に取り上げられ議論されていました。生徒・児童の安全はもとより保護者・地域の方への丁寧な情報の出し方が必要です。
本日から開始された委員会のインターネット中継。どの程度の方が見てくださっているのでしょうか。
- 平成22年09月06日(月)
一般質問が全て終了し、議案の提出が行われ、明日からの常任委員会、来週予定されている決算特別委員会で21年度の決算が審査されることになりました。
決算特別委員会にも委員として審議に参加します。
今回私が取り上げた一般質問のテーマ、事業仕分けと小中一貫はそれぞれ数人がとりあげた、関心度の高いテーマでした。
当然ですが、議員一人ひとりの切り口が違い、全く違う内容になっていくのはそれこそ多様な意見を反映する議会という感じがします。(だからこそ一枚岩となって議会意思を示すことは結構難しいといえますが)
明日からは委員会。いよいよインターネット中継も始まります!
- 平成22年09月01日(水)
9月定例会が始まりました。
冒頭山崎バイオマスエネルギー回収施設について市長が発言を行い、それに続く質疑、そしてその後一般質問に入りました。中々方向性の見えないごみ行政ですが、時間的にも切迫している中で、市長判断が待たれます。
一般質問でトップバッター。
先日この日記に書いたとおり事業仕分けと小中一貫教育について行いました。
鎌倉市で予定されている小中一貫教育を小学校、中学校の施設が分離している(いわゆる施設分離型と分類されますが)中で、どのように一貫教育らしさを出して実施していくのか、また地域・保護者への理解のあり方、そして計画通り推進していただくことなどを確認しました。
また事業仕分けにおいては、事業実施について削減、縮小など変更するならきっちり市民の方への説明責任(どうしてそういう判断となったのか、今後の見通しなど)を行って欲しいという要望を。
また事業を子育て・高齢者など分野別に考えなければ、各事業の優先順位付けや類似事業の精査ができませんが、現在はそう行った指標がありません。 今後そういった考え方を持って事業を見直すべきではという話をしました。(前向きにやってもらえるという話です)
本日までに5名が終了しましたが、今回の一般質問者は18名。明日、明後日と一般質問が続く予定です。