- 平成22年08月27日(金)
鎌倉市議会9月定例会は来月1日より始まります。
議会運営委員会が開催され、議事日程の確認が行われました。今回の一般質問者は18名。以前もこの日記や通信に書いたとおり、質問の順番はくじで決められます。(しかも予備抽選と本抽選)
今回一番をひきました。なんと今任期では一番目となるのは二回目。くじ運がいいです。今回は小中一貫教育と事業仕分けについて質問を行います。
また9月定例会では決算特別委員会も開催されます。
- 平成22年08月26日(木)
災害時には電気・ガスなどのライフラインの復旧には時間がかかるため、最低3日分の食料・水など家庭に備えるべきだそうですが、皆さんいかがですか。ちなみにうちはガスコンロと飲料水しか供えておらず、反省…。
今日は山崎浄化センターで市の総合防災訓練が行われました。
陸上自衛隊や横浜消防局、また警察署やガス・電力会社などのご協力も得て、災害情報提供訓練、緊急物資等供給訓練、応急復旧訓練などのプログラムが次々に実行され、近隣の自主防災組織の方の参加もあり、大規模に展開されました。
プログラムの合間には冒頭のようなアナウンスも参加者の方に行い、啓発活動も。
それにしても、災害のあった際に、ちょうどこうした訓練を行っていたため迅速に行動できたという話は実際多くあるようです。
お近くで開催される場合にはぜひ市民の方の参加を頂き、いつ起こるかわからない災害への備えを皆さんでしていきたいと思います。
- 平成22年08月20日(金)
9月1日から岡本に移転する湘南鎌倉総合病院。今日は見学会に先駆け、内覧会を実施していただき、市の職員や議員など100名以上が参加して内部を見学させていただきました。
特筆すべきは、県内でも初や、または日本でも数台しかないという新設置の高度医療機器はもちろんの事、循環器、脳卒中など各センターが、外来から検査などまで各階で完結するため、患者さんの移動が不要という事。
地域医療に貢献して頂いている同院が市民の方にとってますます身近な存在であるように思った日でした。
- 平成22年08月19日(木)
市の民生委員推薦会が開催され、出席しました。
最近不明高齢者のニュースでその存在がクローズアップされている民生委員さんですが、役割の内容、また推薦が自治会の方々に一任されていたりということで、中々なり手が確保できません。
もっともこれはどの自治体でも共通の悩みであり、そのため推薦基準も以前ほど厳格ではなくなったということです。
今回新たに各地域から多くの方をご推薦頂き、地域福祉が皆さんで支えられていることを実感します。
- 平成22年08月18日(水)
本日の議会政策法務研究会では牧瀬先生を再びお招きして、前回各メンバーから提出された条例制定に向けたテーマについて検討を行いました。
牧瀬先生(議会提案条例について著作もあり、各議会でアドバイスを行っている法政大学講師)によると、手がけたケースの中では60%が条例制定に至り、後の40%は不成立ということでした。
不成立の中身は、条例の内容そのものが不味いというよりは、議会内での対立がその原因ということで(議会構成員の過半数が賛成しないと可決しないですから)、残念ながら、どの議会でも会派を超えて協力するということが、いかにハードルが高い事なのかを感じさせます。
元々議員がそれぞれの考え方やバックグラウンドなどを持って当選させていただいていることを考えれば、当然かもしれませんが、各自治体の直面する課題については議会全体として対応できるという姿勢も必要と感じます。
そういった意味では当研究会は全ての会派からの参画がありますので、まずは第一段階はクリヤーしているといった感もあります。
今後は絞り込まれたテーマについて現状を精査し、秋にまとめる予定です。
- 平成22年08月17日(火)
早朝駅頭のために起きた時は涼しい風が一瞬吹いたような気がして、秋の気配…と思っていましたが、とんでもない間違いでした。猛暑という形容がぴったりの今日です。どうぞ皆さん熱中症には引き続きお気をつけ下さい。
午後は横須賀市で、三浦市とのごみ処理広域化における可燃ごみ処理施設について視察を行いました。
いわゆる横須賀方式は燃えるごみを収集し、その後機械で、その中から生ごみを取り出す、という形式で、鎌倉市の予定する生ごみ資源化施設とは全く方式が異なります。
また良好の結果を得ていた実証実験終了から実施計画編成までは全く異議が出されていなかった横須賀市議会では計画策定後に特別委員会が編成され、半年の間に生ごみ資源化施設導入については導入せず、全量焼却という結論に達しているとのことでした。
当然ながらごみ処理は行政の重要課題の一つですが(最近視察に訪れた柏市でも同じ考えのもとに、新人職員は全員ごみ収集をするとのことでした)、それぞれの地域によって取り組み方は千差万別。
鎌倉市ではすでに市民の方のご協力を頂き、分別もかなりのレベルに達しており、この先さらなるごみの減量化、資源化を進める中で生ごみ資源化施設もあるわけですが、いずれにしても地域の理解を得て進めることが必要と感じます。
- 平成22年08月09日(月)
議会運営委員会検討委員会は継続中です。
本日は土日議会の開催などを検討しました。現在は一般質問の日は水曜日から金曜日。
土曜議会…。魅力的ですね(私にとっては)提案会派からも示されたように、平日働いている方に見てもらえるチャンスを作ることは非常に重要だと感じています。
しかしそのための費用が当然ながら何百万円…。今のご時世にそのような使い方が許されるのか。悩みます。
現在市議会では本会議、また9月定例会からは委員会のインターネット中継も開始されます。ライブ・録画どちらも見られます。また紙媒体の議会広報もあるので、まずはそちらを充実させ(もっと見てもらえるような編集の工夫をするとか。大体議会広報はどの程度の方に見ていただいているのか、不安ですが)、また各地域に出張して議会の話を聴いていただく機会を作るのが先とというのが私の結論です。
午後は全国市議会議長会の法律担当の方の講義で、昨今の地方議会の法制度改革などについて。
というと難しそうですが、要はもっと地方議会の裁量を増やして欲しい、という同会と総務省の戦い。いかに国が地方に裁量の拡大を認めるのを嫌がるかということを改めて認識しました。
- 平成22年08月08日(日)
鎌倉市議会では定員28名のうち女性が9名。しかし、他の自治体を見てみると女性がこんなに多く占めている自治体はそうありません。
地方議会に女性議員を増やす事を目的とした全国フェミニスト議員連盟の国際フォーラムのため函館に行っていました。
実際同連盟の資料によると女性議員率最低の青森県では5%。全国1位、2位の東京・神奈川ではそれぞれ23.1%、20.1%。かなりの格差があります。
各自治体の女性議員の方の挨拶を聞くと、たった一人の女性議員を出すためにかなり苦労されており、神奈川はやはり恵まれているとも思えます。とりわけ鎌倉においてはすでに女性という事でなく(当然ですが)市民の方に訴える政策を見てもらうというフェーズです。
国際フォーラムではノルウェー大使館一等書記官のバッケ氏による講演が行われ、やはり日本と同じように少子高齢化に苦しんだノルウェーがどうそれを克服したか、伺いました。
経済政策の一環として男女共同参画、女性の職場進出を確保しつつ(徹底的な差別禁止)、男性にも女性にも仕事と家庭の両立を約束し、また充実した家庭政策(子ども手当て、育児休暇中の給与、全入を可能とした保育園)の展開が出生率向上の鍵となったようです。
経済政策の一環としての男女共同参画、というノルウェーのようなコンセンサスが皆で取れるのか。日本にあまり悩んでいる時間はないと感じています。
- 平成22年08月05日(金)
以前から見てみたかった流山市の送迎保育ステーション事業。とうとう(!?)今日視察することができました。
つくばエクスプレスの開業によって急激な子育て世帯の流入という珍しい人口動態の起きている流山市では、待機児童対策など子育て施策の実施は避けて通れず、送迎保育ステーションも待機児童解消のために実施されたもの。
保護者が駅に隣接する送迎保育ステーションに子どもを連れて行き、そこから順次児童をバスで各保育園に送るという内容で、保育園の需要と供給の地域バランスをとることができます。
現在140名弱が登録しているということで、かなりニーズも高い事業ですが、流山市では全市域で送迎を実施している事・また駅前のビルを利用できたことなどが成功の要素だったということです。
加えて、委託を受けている社会福祉法人がシステムも含めてかなりしっかりした運営を行っており、それも成功要因の一つと思います。(送迎ステーション事業の他に同施設内で業育て支援センター、保育園の分園も併設されている)
今回視察を行ったのはおおたかの森送迎保育ステーションでしたが、このエリアが子育て環境に恵まれているということで、子育て世帯の流入がとくに進んでいるのもよくわかりました。
なお気になっている保護者と、預け先の保育園とのコミュニケーションですが、やはり毎日送迎保育ステーションを利用せず週に何回かは直接登園させること、また連絡は電話で直接行うなど、それぞれ工夫されているとのことでした。
鎌倉市ではまずは市全体としてパイを広げる中で待機児童の解消に努めてもらっていますが、やはり地域バランスの偏りが出てきていることからぜひ実施を求めたい取り組みです。
- 平成22年08月03日(火)
あおぞら園の納涼祭に子連れで参加させていただきました。
毎年高校生のボランティアさんたちも参加して、盛り上がりを見せます。水風船や、魚釣りゲーム、上映会やマジックショーなど様々なプログラムで皆楽しそう。
あおぞら園は発達につまづきのあるお子さんを対象とした施設で、すでに開所33年とのこと(参加していた職員の方が市役所に入った当時準備室があったという歴史を語っていました)。それだけの蓄積を持ち運営される同施設は希少な存在です。
それにしても名物迷路に入り、途中まではニコニコなのにいきなり途中で泣き出した信長。ボランティアのお兄さんも「泣いちゃったよ〜」と困っていました…。
ちなみに写真は同期議員の納所さんの撮影。ありがとうございました。
- 平成22年08月02日(月)
かまくら福祉の朝顔市に行ってきました。
毎年鎌倉宮で行われているこの市。障がい者施設など各福祉施設が育てた朝顔が出されています。今年は縞模様入りの朝顔を選んでもらいました。
売り上げは全て参加する福祉施設に還元されるとのこと。私も毎年楽しみの市です。