- 平成22年04月29日(木)
今まで市内で行われていた鎌倉地区のメーデーが今年はトライアルで横須賀地区と合同で行われることになりました。
横須賀地区の開催は毎年三笠公園。鎌倉地区への参加が終わったあと横須賀に駆けつけていましたが、今年はそういった意味でラクです。久しぶりの晴れ間に屋台がたくさんだされて、どこも大行列。
式典で鎌倉副市長、横須賀市長など行政からの挨拶もありましたが、(メーデーということを当然意識して)雇用についての言及が多かったです。
少し前には高卒・大卒の内定者の割合が大変低いということが報じられましたが、安定した雇用がなくては、やはり個人個人の生活設計も立てづらく、非婚・少子化の原因ともされますし、非正規雇用のまま年を重ねた場合には社会保障からの課題も大きくなります。
親世代の給料右肩上がり、終身雇用なんて本当にどの国の話という観もあり、ワークシェア、経済全体の底上げなど課題は多いと感じます…。
- 平成22年04月26日(月)
現在の国民一人当たりの借金は約499万円。一人あたりの国にとられる(というと語弊があるので、納めるとでもいうべき?)額ということで、勤労者世帯の平均年間可処分所得が約531万円ということを考えると、ほぼ年収に匹敵します。
年収と同じ額の貯金をしようと思うとかなり大変なわけで、莫大な借金を抱えながら日本という国が運営されるのだということをしみじみ財政勉強会(国家財政です)に参加して感じました。
また平成21年度は、税収が国債発行額を下回った年で、なんと昭和21年度以来とのこと(終戦後の年ではないですか・・・)。
これだけ債務残高がつみあがったのは、社会保障費の増加と、税収ピーク時を過ぎても増加する公共事業費、また税収減によるもの。
先般の総選挙で、コンクリートから人へという政策が大きく掲げられましたが、すでに2000年から公共事業費はガクンと右肩下がりであり、ほぼ半減しています。やはり社会保障費が増加の一途をたどり、実質は人にお金がかけられていることも分かりました。
もっとも国のみならず地方自治体、鎌倉市でも社会保障費は増大傾向。しかし支え手側は減少の一途。今後の社会保障について早急に税制と併せて検討することが必要です。また世代間の負担率の公平性についても検討されるべきと思っています。
- 平成22年04月25日(日)
第6回の湘南芸能同好会発表会が栄区公会堂で行われ、開会時に挨拶させていただきました。
いつきても、皆さんの芸達者ぶりとお元気な姿に、見習わなければと思います。それにしても久しぶりの快晴とあって、市内は大渋滞でした。
- 平成22年04月24日(土)
保育園の保護者会の役員を昨年度していたけど、本日の総会で任期は終了。他役員の皆様もお疲れ様でした
- 平成22年04月22日(木)
引き続き議会運営委員会では、現在の陳情のありかたについて検討。
鎌倉市では扱えない事柄についての陳情(例えば外交や防衛問題など)を各議員の調査だけで、担当の部局などから質問もないまま審査をしているのが現状。
幅広く陳情を受け付けている、という表現をする議員もいましたが、結局本質的な議論はできず、形式的に、「陳情採決しました」、といって終わる可能性も高いです。
それよりは、扱えない内容についてはきっちり判断し、それでもやはり市民の公益性に関わると判断する議員がいた場合にはその議員が責任をもって意見書なりを提案すべきといった改正案で委員会でまとまりました。
この議会運営委員会での検討も一年くらい行っていますが、多くの検討事項いついて現行どおりといった結論ばかりでしたが、やっと改正事項がでてきました。
- 平成22年04月20日(火)
昨日のニュースで「世界に良い影響を与える国」として日本が2位に選ばれたと報じられました。一位ドイツ、EUと並んでの二位らしい事、また調査対象数が3万弱ということですが、明るいニュースだと思います。
とかく内向きになりがちなこのごろ。しかし、海外での日本人の姿や、産業といった日本が発信しているメッセージは世界にとっても通用し、また尊敬を勝ち得るものということだと考えます。
ところで、鎌倉市にとっても明るいニュースがありました。ゴミのリサイクル率が5年連続一位ということです。(人口10万以上50万以下の市町村)
一部の心無いゴミの捨てられ方や、カラスによる被害などが目立ったりしていますが、市民の方の意識の高さがピカリと光ってこの実績。見事です。
- 平成22年04月18日(日)
以前勤めていた会社の後輩が茅ヶ崎に住んでいます。同い年のお子さんがいるのですが、茅ヶ崎は、なんと保育園どころか、幼稚園も定員いっぱいで入れないそうです。
3歳未満からのプレにいれて、ようやく本入園ができるかどうか、ということらしいのですが、驚きました。
少子化で子どもがすくなっているので、園自体が少なくなり、枠が縮小したところで若年世帯が大量に転入したということなのでしょうか…。
そういった意味では鎌倉市では幼稚園枠にゆとりがあります。後輩の話では、鎌倉市内の幼稚園に通っているお子さんもいるそうです。
人口動態は予想しづらいものですが、しかしある程度の見込みを立てなくては、需要と供給のバランスが欠けることは必須です。入れない子どもたちは一体どこに行けばいいのか…。子育て環境充実の必要性を改めて感じます。
- 平成22年04月13日(火)
ツイッターを見ていると、各地の議員さんたちも政務調査費の報告書作成をしていることがわかって面白いです。今ちょうどその時期ですものね…。
私も今日、昨年の平成21年度分の政務調査費報告書を提出しました。鎌倉市議会は額に関係なく、全て領収書添付です。加えてうちの事務局はかなりしっかり内容をチェックしてくれます。
最近の議会改革は議員定数の削減はトレンドからはずれ気味ということを感じますが、定数削減の場合は私は、政務調査費用のアップを抱き合わせにして、たとえばその予算で法制担当を置くなど、より少ない人数でもしっかり仕事ができる環境を作るべきだと考えます。
- 平成22年04月08日(木)
以前この日記で書きましたが、議会運営委員会で陳情と請願の扱いについて協議しています。
紹介議員の有無だけで、現在は請願・陳情、全く同じ扱いをしている当議会。(原則、委員会で審査を全て行います。希望すれば、陳述もできるのです。)陳情審査は、担当する職員が現状を説明した後で、質疑を行い、陳情に対して採決を行います。
しかし、市では扱いきれない外交問題や、県の所管事項などについての陳情は、担当部局がないために、現状などについて、全くオフィシャルには説明のないまま採決という状態になっており、今後こういった陳情をどう扱うかが課題です。
少なくとも、明らかに市の裁量が及ばない事項については、これ、市議会で判断するの?と思った陳情も今まであったため、一定の判断基準は必要です。
しかし現在市で扱っていなくても、将来必要になる事項まで絞り込むという意見もあり中々委員会でもまとまりがついていません…。結論は次回に持ち越しです。
- 平成22年04月06日(火)
鎌倉市にいよいよ常設の災害対策本部室・災害コールセンター室が設置されました。
本日は見学会の実施ということで見てきました。市役所の第三分庁舎内にあります。
常設にすれば、災害時にいちいち会議室の確保、備品の設置などをまず行う手間が省け、情報集約体制が即座に図られ、災害発生時の初動対応が早めることが期待できます。
また、24時間対応が必要となった場合、仮眠のスペースやベッドも今回備えられました。以前はベッド代わりのダンボールをまず探しに行っていたという職員の方の話に絶句…。
本部室の設置が市民の方の防災意識の底上げに役立つことも期待したいものです。
- 平成22年04月04日(日)
砂押川のさくら祭りが行われました。募金を行うと、自分の小さなカードをつけたマリーゴールドなどの花を植えてもらえます。
このさくら祭りはボランティアの方々が行う桜保護活動の一環で、地元に美しい桜の眺めといった財産を提供しています。
そして昨日参加したNPOでも「70歳過ぎてるよ」、と自分たちで言いながら、孫の代に何ができるかということを真剣に話し合う一こまがあり、本当に頭の下がる思いです。熱意のある人方たちに会うと、もっとがんばらなければと感じます。