- 平成22年03月31日(水)
以前自分が病気になった時、カルテを異なる病院間で共有することは大変難しいということを感じた出来事がありました。
しかし、今長崎で進められている地域医療連携のネットワークは、基幹病院(高度な設備の設置や、検査が可能)の検査結果やカルテを、患者の同意さえあれば、地域の診療所がネットワークを介して見られるというものです。
このシステムによって、現在免許更新制度ではない医師も、常に新しい技術や薬品などを学ぶことができること。またかかりつけ医師(診療所)と患者のより一層の信頼関係構築に資すること。紹介制度、逆紹介制度で、基幹病院、診療所ともにメリットがあるということで、大変有用な制度と感じました。
推進する方々の熱意が大変伝わってきた取り組みでした。
他には県で開始したコミュニティビジネスの取り組み。地域活性化や、雇用創出の期待を背負ったとりくみです。
しかし、現実には予想ほど地域での需要の掘り起こし、もしくは需要量がない、ということで、ビジネス面から見た成功は中々おさめがたいよう。
県の話を聞いた後には実働しているNPO、また資金繰りが主な理由となって活動をやめざるおえなかったNPOの方の話を聞き、どこをどうフォローすれば、活動がうまくいくのか、資金だけではない課題も多く、しかし、今後市民の方を活動の担い手としてますます期待するなら、それなりの方策を構築しなくてはいけません。
- 平成22年03月29日(月)
旧深沢保育園を利用した、新しい保育施設・たんぽぽ共同保育園の梶原分園の内覧会があり、見てきました。
室内も内装を新しくし、広々とした庭ものびのびできそうです。先の観光厚生常任委員会で指摘を受けていたがけ地対策も行われています。
しかし、申し込みの児童が定数に達していないということで、驚きました。待機児童数が100人以上いるというのに、その受け皿となりえていないのは、とても勿体ないです。
地域的なバランスも考慮しなくてはいけないのも大変悩ましいところですが、もう少し活用していただけるような打開策も必要と感じました。やはり以前一般質問でも取り上げましたが、例えば送迎保育ステーションのような取り組みが需要と供給のバランスをとるために必要なのかもしれません。
- 平成22年03月28日(日)
逗子市議会議員選挙の投開票日でした。
22名から20名へと2名減をおこなった定数の枠に、後継者も含めて25人の立候補。激戦でした。応援していた仲間は当選。本当によかった。
みんなの党公認がワンツーですごい勢いを見せていました。関係者にとっては衝撃ともいえるほどの得票だと思います。
- 平成22年03月25日(木)
先月から始まった2月定例会の最終日。無事、修正案を含んだ次年度予算案は可決されました。
先日もお伝えしたとおり、うちは高校生の奨学金、鎌倉漁港、バスベイなどの予算を盛り込んだ修正案の提出会派で、なおその額は予備費から充当しており、総額などは変更していません。
それにしても予算案が否決の場合には、4月からすぐ発注しなければいけない工事に遅れが出たり、市民の方に対する手当てなどが出せなかったり、大きな影響が出ますので、率直に良かったと感じています。
葉山町ではいったん予算案が否決され、組み換えされた予算案を再度可決。横須賀市でも修正案が提出されるなど、議会として様々な動きが出ている三浦半島。
しかし、大きな権限を持つ市長と対等にやりあうには議会総体としてまとまることが必要ですが、それにはまだまだ難しさを感じます。
- 平成22年03月22日(月)
食育は派手な取り組みではないが、細く、また長く続けていくことが必要、という来賓挨拶がかながわ食育サミットの冒頭で行われました。
今でこそメジャーな言葉となった食育ですが、まだあまり知られていなかった頃から重要性に着目し、サミットの開催にこぎつけていた主催者の方の熱意にも感動します。
ちょうど先日新聞にも人気フードコーディネーターの方の記事があり、彼女がそこで述べているとおり、「食べることは生きること」。
健康の点から「何を食べるのか」また人間性の育みから「誰と食べるのか」様々な課題を包括した取り組みです。
地下のギャラリーも、各園の取り組みや、オブジェなど楽しさがつまった展示となっていました。
- 平成22年03月18日(木)
予算特別委員会では、わが会派を含む4会派で修正動議が提出され、多数で可決されました。
鎌倉漁港の整備に関わる基本構想策定事業、バスベイの整備、高校生の奨学金の制度構築費用で、おおよそ2,100万円の増額修正の内容です。いずれも削減対象となった事業の復活ですが、市民生活に直結する各事業と考えています。
予算には安易に反対せず、反対するなら修正か、組み換えを提案すべきということを常々考えてきました。
今まで予算に反対してきた会派からはせいぜい反対討論のみ行われるのみ。
予算案に反対するということは、万が一予算案が可決されなかった場合に4月から市民生活に直結する福祉の予算など使うことができず、市民生活に甚大な影響を与えます。
しかしながら、私が議員になってから、予算に反対した会派からは代案の提案、また他会派との修正動議提出という動きというものは全くなく、反対しっぱなしというのが現状でした。
議会として新しい動きなのですが、修正が本会議で可決されるかどうかは来週の木曜日に決まります。
- 平成22年03月15日(月)
先週から引き続き予算特別委員会が行われています。今日は福祉関連や、ゴミ処理等に関する予算について審議が行われました。
高齢化の進む今、福祉関連費用・社会保障の費用は当然増加傾向にあって、鎌倉もその例外ではありません。
しかし社会保障は支え側が減少する少子化時代にあって、どう持続可能性を高めるのか、本気でとりくまなければいけない課題です。
しかしそうはいっても採算だけの側面のみから語れない、民間でできないことをするのが行政の役割で、コスト面だけから論じるのも不足感があり、バランスが問われるところと感じています。
- 平成22年03月12日(金)
市内の中学校の卒業式の日。
卒業生の皆さん、そして保護者の皆様本当におめでとうございました。卒業生の皆さんの行く手にはたくさんの可能性が待ち受けていますし、縁による多くの出会いがあると思います。幸多からんことをお祈りします。
今日列席させていただいたのは大船中学校でしたが、進行には含まれていなかった校長先生への挨拶が卒業生より行われた、という話にも感動しました。
写真は中学校の言葉のミュージアムの掲示です。
"「さようなら」よりも「ありがとう」を伝えたい’
- 平成22年03月11日(木)
22年度予算特別委員会が始まりました。今日は議会費・防災関係・総務費用などが審査の対象となっています。
避難訓練や、入札における総合評価制度などについて代表質問の答弁を踏まえ、会派から出ている中村さんが質問を行いました。
- 平成22年03月10日(水)
本会議が開催されました。文教常任委員会で提出した栄養教諭配置促進を求める意見書は議会全員の賛成で可決。
建設や総務各委員会で審査された市道路線の認定や、不動産の取得などの議案も可決しました。
明日からは予算委員会が始まります。
- 平成22年03月09日(火)
小学校体育館改修工事の一般競争入札で、談合が行われたとする情報が入り、当該事業者は談合の事実を認めていないものの、改めて入札が行われることになりました。
なんのための一般競争入札システムなのか、という疑念もありますが、財政面で負担を蒙るのは市民と考えれば、談合は根絶しなくてはいけませんが、中小企業への配慮も欠かせません。
今回の代表質問でも入札に関してそういった点も考慮した総合評価制度の実施の方向性について聞きましたが、詳細な回答は得られませんでした…。
- 平成22年03月05日(金)
市有地と民間との土地交換の件で特別委員会を設置してほしいという陳情が提出され、議会運営委員会で審議されました。
市内部でも調査する方針が建設常任委員会で確認されており、また、特別委員会自体を議会からの発議で設置すべきと考えましたが、委員会では継続扱いとなりました。
今週開催された各常任委員会はいずれも審議時間が大変長かったです。予算特別委員会は一体どうなるのか…。
- 平成22年03月01日(月)
予算特別委員会への送付意見が、所属する文教常任委員会でまとまりました。議員任期初めてです!
市の高校生への奨学基金を廃止する条例についてです。
公立高校の無償化が国で決定されているものの、奨学基金を廃止した場合の影響を懸念する意見が各委員から相次ぎ出され、条例を本審査(という言葉が正しいかどうか…)する予算特別委員会に対して文教常任委員会で、新たな対応を早急に検討すべき、という意見が全員一致でまとめられました。
だから、なんなの、という感もあるでしょうが、前任期を含めて、いわゆる右から左まで(?!)様々な考えを持つ議員がたとえ7人(文教所属)とはいえ全員一致で意見をまとめるのは、そうそうあることではなく、ちょっと変化を感じます。