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平成21年09月30日(水)

山形大学金子教授から鎌倉市議会の女性議員に対してヒヤリングの会議がありました。

政治における女性の進出度が日本で有数という神奈川。中でも鎌倉市が30%近くで突出ということで、日本政治学会で政治とジェンダーがテーマとして扱うため、鎌倉市議会が選ばれたようです。(大磯町も県下ではヒヤリングの対象だったようです)

鎌倉市議会で女性議員が多い背景・理由や立候補のきっかけなどがヒヤリングされました。他の出席議員さんの話を聞いていると家族の理解や助けなくしてやはり選挙一つとっても乗り切るのは大変、という実感です。

しかし、女性の政治への進出はもっと加速されていいだろうと思います。(先進国の中でも日本のジェンダーエンパワーメント数は低いわけですし…)

なお金子教授は地方制度調査会のメンバーでもあり、議員年金や定数など地方議会の今後のあり方についてもヒヤリングがあり、私は立候補する際に休職制度(落選した場合に元の職場に戻れるような)が不可欠という話をさせていただきました。

調査会においても復職制度について話題が出たらしいのですが、あまり積極的に扱われなかったということで、とても残念です。

政治に対して気軽に飛び込んでもらうためにはこういった複合的な制度の改正・新設が必要だと思います。

平成21年09月25日(金)

9月定例会の最終日。各委員会で審査された議案の採決や、それに対する各会派などからの討論が行われました。

予算・決算議案などに対しては大体どの会派も討論を行います。

ちなみに決算特別委員会で不認定とされた一般会計は議場では多数賛成となり、他の決算関連議案も全て認定となりました。

我が会派では賛成討論を行い、子育て支援策を中心とした充実した取り組みが実施されたことを評価しつつも、市税などの 収入未済額(課税していながらも未だ市が徴収できていないお金)が39億円に達したことについて、今後の総合計画や財政計画への影響は必至として、事業の選択と必要事業への集中投下を要望しました。

9月も駆け足であっという間に終わりそうです。

平成21年09月24日(木)

先日NHKでアジア・太平洋の国と地域の大学、工科大学の学生が参加して行うABU(アジア・太平洋放送連合)ロボットコンテストの模様が報じられていました。各国から集まったエンジニアたちが技術力を競いあうコンテストです。

結果は中国の大学(ハルピン工業大学)が3年連続優勝です。

ハルビン工業大学のロボット部では日本からの出場校のおよそ4倍の300万近くの部費がかけられており、大学系列の企業から出資されているとのことです。

日本で以前、国立大学運営費の、成果による配分の是非が大きく議論されましたが、世界的に競争力のある大学づくりといった観点から総合的な取り組みが必要です。それにしても中国の勢いを感じた番組でありました。

平成21年09月18日(金)

新政権の目玉政策実行のために国の補正予算が凍結され、地方への影響が多大化するのでは?と懸念されていた今日この頃。

国の補正予算の行方が地方にそんなに影響するのか、という向きもあるかもしれませんが、実際鎌倉市でも9月議会で、国からの補正をもとに編成された補正予算案が提出されています。

内容としては、昨年度から引き続き行われる緊急経済対策(市内産業振興に係る修繕や備品発注など)、保育園の改修工事、小中学校での備品購入等など多岐にわたるものです。

しかし今日、新政権は、景気への配慮などから地方自治体に関する事業の多くは継続を認める方針、と報じられており、少しばかり明るさを感じるニュースでした。

なお、愛媛県議会は、昨日「予算を凍結すれば地域経済の更なる悪化を招く」などとして、予算を着実に執行するよう求める意見書を採択しています。社民も民主の議員も地方議員の立場として賛成していました。

地域主権の推進がいつも謳われつつも、中央の意思が常に介在する現状です。

平成21年09月17日(木)

決算委員会は最終日となり、理事者(市長・副市長)質疑と、委員会として20年度決算に対して付す意見まとめが行われました。

その後、一般会計・特別会計の各議案に対して採決を行います。

私もこの3日間いくつかの質疑を行いましたが、執行状況は妥当と認め、全ての議案に対して賛成しました。

が、一般会計の議案は委員会で少数しか賛成せず不認定となりました。(25日の最終日において決算が認定されるかは定かではありません)そのため意見も付すことができません…。

慣例上、採決前に委員総意で委員長報告に盛り込むための意見をまとめます。今回は、保育園や子どもの家、相談窓口体制の充実など子育て支援策の拡充の要望。至極まとも、というかぜひ委員会として付したい内容でありました。

認定であっても不認定であっても審査を行ってきたわけですから、意見は付してもらいたいものだとは思っているのですが(前任期においては、委員会で不認定でも一度だけ付された事があります)…。

ところで決算は不認定であってもなんら法的な拘束力が発生しません。だから、決算は予算より重視しないというのがキャリアを重ねた(!?)地方議員の一般的な考え方であると、ものの本には記されています。

しかしながら、地方議会には地方自治体の財政運営に対して責任を持つことが当然求められており、予算執行や政策を遂行する過程で問題があればそれを明らかにしつつ、否決・不認定の理由を明確にする必要があります。当然賛成の立場にも。

話は全くかわりますが、市内において意見を披瀝するための様々なミニ新聞が発行されており、議員の控え室などに配布を頂いています。

中に以前議員をつとめていた方の発行物があったのですが、前回の6月議会(鎌倉市議選後初の議会)の一般質問を、十数年も前に取り上げられたことと同じ事を取り上げている、と評していました。

しかし十数年も同じ質問を取り上げなければいけないほど、かように自治体の抱える課題はドラスティックには解決されない?!やはりできる事から一歩ずつ…。

平成21年09月16日(水)

今週から始まった20年度の決算特別委員会も3日目。月曜・火曜ともに委員から質疑が行われるだけで、20時半の終了となりました。明日は理事者質疑と意見のまとめの日となります。

20年度は秋から米国発のリーマンショックが起こったものの、税収入は増加。しかし来年度以降再び厳しい状況が容易に想像される中、収入として見込まれながら、未だ入ってこないお金が(収入未済額)が全体で39億円という大きなセグメントとなっています。毎年指摘がありながら、急激な圧縮も期待できず、見過ごしのできない問題です…。

平成21年09月07日(月)

文教常任委員会が行われました。

かまくら教育プランの20年度の取り組み状況、文科省実施のいじめおよび不登校の状況、かまくらっ子の意識と実態調査研究など様々な報告が行われ、各項目において様々な意見が委員から出され、長めの審議時間でした。(といっても17時前に委員会自体は終了…)

各調査結果は次年度の取り組みにつなげるための必須のツールです。結果を元にしてどう改善や状況の向上につながったのか、明らかにされることが重要です。

平成21年09月05日(土)

とても面白い陰山先生の話でした。

百マス計算で有名な同氏の講演が青年会議所のイベントの一貫として行われ、芸術館で聴きました。

いつも話題になっているPISAの順位ですが、上位1〜9位まで東アジア圏内では日本は最下位であり、伸びている国は英語教育や計算力の強化が行われているといった指摘や、子どもは反復学習で3ヶ月で学力が伸びる、といった内容でした。

ラジオのパーソナリティも現在勤めているということで、話も流暢。笑いも誘い、凄腕講演者でした。

夕方は同青年会議所のイベントとして大仏殿高徳院で「鎌倉文化芸術祭」が開催され、鎌倉の食文化の発信として様々な店舗がブースを出展して、参加者は舌鼓をうちました。

息子信長は狂言の舞台に釘付け(内容はわからないだろうけれど)。素敵な初秋の夜でした。

平成21年09月04日(金)

落ちました。

といっても選挙ではなく、市役所の階段から…。新しい靴の底が滑って、踊り場から一挙に13段滑り落ち。

その後病院でレントゲンならびにCT検査をしましたが、骨折などなく打ち身のみで、不幸中の幸いといえば幸いでした。たまに「普通はやらないだろう」と思われる事をやらかしてしまう私ですが、久々にしでかしました。お騒がせしまして、恐縮です。

今日で一般質問も全て終了。来週は常任委員会、再来週は20年度の決算特別委員会が行われます。今回は決算委員です。

なお本日、夏に実施された公務員の期末手当削減に伴って、地方議員の冬季期末削減の議案も即決されました。中々明るい経済ニュースが聞かれない中、当然といえば当然の対応です。

それにしても、市内でも新型インフルエンザが保育園や学校で発生しました。全国的に拡大傾向の中避けられない事ですが、ワクチン増産など国の更なる対応を望みたいところです…。

平成21年09月02日(水)

あっという間に9月定例会が始まりました。今回は一般質問者はなんと19名!前回の市議選後の初めての定例会よりも多いので驚きです。


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