- 平成18年11月23日(木)
市では優秀技能者の方への表彰式が行われました。大工、左官職、造園工、畳などはもちろん食肉職、クリーニングなど様々な技術者に対して表彰が行われました。皆さんの日頃の技術向上のご努力に敬意を表します!
その後芸術館での鎌倉民謡民部発表会へ。ここでも参加者のグループの方々がそれぞれ日頃の練習の成果をいきいきと発表されています。好きなことをして、健康を保つ。最高です。
- 平成18年11月22日(水)
浅尾慶一郎参議院議員の若手向け勉強会が行われ、今日のお題は「ダイヤモンド産業について」。ダイヤモンドの見極め方から、投資に対する有効性などについて様々活発な意見が出されました。
- 平成18年11月21日(火)
午前は都市計画審議会に出席しました。大船駅東口再開発も報告事項として挙げられていました。
開発に関して寄せられた意見書の内容等を全て拝見しましたが、再開発は理解を得ながら進むのが本当に難しいと実感しています。
午後は自治基本特別委員会。現在は「議会」の項の情報について。前回も論議されたとおり、市役所の持つ情報に対して、議員自身の収集方法もどうあるべきか、また議会として顧問弁護士や、専門家の知見を活用するために専門家へのルートを確立すること、など様々提出され、面白い局面に差し掛かってきました。
しかし、議会として市民への情報公開をどうするべきか、という視点の提案がちょっとなかったような気がしています。「市民」の項で再度立て直しを図らなくては…。
- 平成18年11月19日(日)
朝は、所属する環境保全団体で公園の清掃。雨が降り、清掃を行うのか微妙な朝でしたが、とりあえずいって見ると会長さんはすでに到着。バラバラと皆さんも集まり落ち葉かきです。この時期はやってもやってもすぐ積もる。集めた落ち葉は木の下に。肥料として還元です。
夕方には浅尾慶一郎参議院議員のタウンミーティングに。昨今話題となっている教育基本法改正に対して民主党はどのような考えを持っているかということなどが中心に話されました。
先進諸国の中では教育費へのお金のかけ方がだんとつに低い日本。今回のPISA(OECDの生徒の学習到達度)の結果については、習熟度上位の生徒の割合は変わらないものの、下位生徒の割合が2倍に増加したということです。
教員を増やす、教育委員会のあり方を考える、などの方策が党としては打ち出されています。教育は全ての根本でありながら、変えるには本当に時間がかかるものですし、また慎重な論議が必要です。
- 平成18年11月15日(水)
災害時要援護者登録の取り組みを今年7月から進めている茅ヶ崎市を訪問。
災害時に特に早期の情報伝達や、避難の手助けを必要とする方を災害時要援護者として登録し、情報をまとめたうえ災害時に備える、といった取り組みです。
茅ヶ崎市では対象者となりうる市民にダイレクトメールの発送、地区単位町内会での説明会、民生委員から直接の説明という形式で登録を進め、現在登録は1,600名弱とのこと。開始からわずかな時期しか経過していませんが、登録数が多い!
まだ開始直後ということや、実際災害が起こってみなければどのようにこれら登録情報が生かされるかは未知数ということでしたが、現時点での課題なども伺い、考えさせられました。
夜は有志の女性職員の方々の会と女性議員とで懇談会です。テーマが育休などということもあって、大盛り上がり。
まだ産前後休、育休なども確立されてなかった時の先輩方の意見を興味深く拝聴しました。そのご苦労を思うと今は制度的には少しは進んでいる?
しかし、公民・民民間でもまだ制度的に違いが散見されますし、よしんば制度があったとしてもそれを有効活用するには、それなりの意識や環境も必要…。まだまだ発展途上の段階と感じました。
- 平成18年11月12日(日)
昨日とはうって変わって快晴。そんな中鎌倉大仏殿で行われているかまくら国際交流フェスティバルへ。所属している鎌倉ユネスコ協会のバザーのお手伝いです。
会員の皆さんが献品してくださったお雛様や、五月人形、また兜などは本当に良品ばかり。
大仏殿を訪問する外国人の方向け、としながらも、目利きの日本人の方が「ゼロが一つ足りないんじゃないの!?」とその安価さに驚きながら購入していきました。
世界の民族衣装を試せるコーナーでは修学旅行生(?)の女の子たちが「かわいいー」と連発しながら衣装を着せてもらい、携帯で写真を撮る…。私もサリーを着せてもらい、売り子です。
午後は玉縄祭りに出かけましたが、もうほとんどのテントで飲食品は売り切れ。
昨日の雨でいったん中止になったものの、予備日の今日は快晴で本当によかった。仕込みが全部無駄になってしまいますからね、ということを伺いながら、会場を後にしました。
- 平成18年11月11日(土)
お隣の逗子市で、毛呂さんの12月市議会議員補欠選挙に向けた事務所開所式に参加。
雨にも関わらず、多くの方にご足労いただいて、ありがたいです。しかし本当にひどい土砂降りでした。かなり寒くなってきて、冬の訪れを感じさせます。
- 平成18年11月10日(金)
議員団会議二日目では、北九州市のエコタウンの視察を行いました。
地域の特性に応じた規制の特例を導入する構造改革特別区の一つとして、「国際資源循環、環境産業拠点」都市としてエコタウン事業は行われています。
- 教育・基礎研究(産学連携拠点、人材育成等)
- 技術・実証研究(地元企業のインキュベート等)
- 事業化(各種リサイクル事業、環境ビジネス展開等)
これら北九州方式3点セットで環境産業の総合的な展開を図るという戦略。
コンビナートから排出される廃棄物の熱エネルギーを電力に変換利用、また産出された溶融物を資源として再利用する、ゼロエミッションを掲げる会社、また中古車のパーツ回収などで徹底した資源リサイクルを行う会社を視察させていただきました。
現在構造特区は来年の法改正を見据え、現在改定のための論議が続けられています。
問題点も多々指摘され、同じような特区の申請が行われたり、金銭的手当てがないことなどがその中で挙げられ、苦戦している自治体もあるようです。
しかし、この北九州市のエコタウン事業は平成9年から稼動し、現在までに520億円が投じられていますが、国と市はそれぞれ2割、1割しか負担せず、あとは民間が投入。
またアジアへ中古品が流出する、またオークションばやりで原料が減少した、などの外部要因以外は大体の企業において経営は順調とのことです。
そして当初多かった成人の見学者に変わり、現在は半数以上が小中学生が訪問しており、環境教育に大きな助けになっているということ。
非常にサクセスしている印象のエコタウン事業でした。その理由を北九州市環境局の方に尋ねると、やはり歴史的なバックグラウンドとそのノウハウの蓄積が大きな一助になったということでした。
四大工業地帯の一つとして栄えながら、1960年代には深刻なまでに悪化した環境汚染の北九州。
公害の克服が、市民・行政・企業と連携して行われてきたことが、現在の情報開示、そして市民の意識の高さ・各企業のノウハウの蓄積が環境ビジネスの一助となっているのは、という指摘。
現在では96カ国からの研修員を受け入れるほど環境国際協力を推進する北九州市。大変興味深い視察でした。
- 平成18年11月09日(木)
ある議員団会議への参加で、福岡にきています。座学で講義を2本受けましたが、そのうちの一つは衆議院議員の北橋議員から国政報告と地方行政について。
北橋議員は今回衆議院議員から北九州市長選挙に打ってでることを決意表明したばかり。出馬については新聞で知っていましたが、忙殺されているであろう、ご本人から話が聞けるとは思わず、びっくりです。
北九州市は、九州の中で二つしかない政令市のうちの一つ。その市長選挙の結果は、政界や世論の動向を占うにふさわしいものといえます。
また北九州市は、アジア各国にも大変近く、ハブとなりうる可能性を秘め、その舵取りは非常に重要なものと考えています。
北橋氏の打ち出す政策で印象的だったものは以下の通りです。
- 各国の富裕層を医療的に受け入れられるメディカルツーリズムの環境を整備し、独自の人的なパイプを作り出すこと
- 退職後、温暖な気候の土地を志向するアクティブシニアを受け入れる快適な住宅地整備
- 東京都が行ったようなディーゼル車規制など環境問題を重視し、取り組みを進めること
が、記者会見や世論の反応の中で一番受けたのが、これら政策を話した際にちょっと口にした、退職金の廃止(1期 4,000万円)という項目だったとか…。
確かにそういう視点も重要ですが、逆にそれが一番の評価の対象になったという事実はちょっと残念。マニフェスト、といってもそれを判断できる私たちの目は発展途上ということでしょうか。
- 平成18年11月07日(火)
今日の毎日新聞で、人口10万人以上の自治体中、ごみリサイクルで鎌倉市が全国一位であることが報道されていました。
リサイクル率は45.6%。全国平均の17.6%をはるかに上回っています。記事中にあった通り、まさしく市民の方の意識が高いことの表れ!改めて、これは鎌倉市が誇るべきものの一つと思います。
そんな高い意識を持つ自治体の議員として活動できることに対して、またしても背筋が伸びる気分です。
また本日、臨時議会が行われ、観光ナビシステムについての調査特別委員会の正式に設置され、参加した委員から資料要求が出されました。審議は次回以降となりそうです。
- 平成18年11月05日(日)
円覚寺のお茶会の手伝いをさせていただきました。朝6時起きで着付けを自分で行いました。が、やはり帯があやしい…。すぐ解けそうなのです。
結局現場で直してもらい、お茶のお運びを行いました。またちょっとだけお茶も立てました。(水屋でやっているので、作法は必要ない→と私が思っているだけでしょうか?)
午後には息絶え絶えの私。なにしろうまい着付けではないので、苦しい…。精進が必要です。
- 平成18年11月04日(土)
浅尾慶一郎参議院議員後援会の方々が行う玉縄でのバーベキュー大会に私も参加させていただきました。
心配された天気も問題なく、スタートです。青空のもと皆で口にする食べ物は本当においしい。小さいころ読んだ本に、「外のさわやかな空気が食べ物に甘い蜜を振りかけた」、というくだりがありましたが、まさしく気分はそのとおり(もっとも甘くはないですが)。
夕刻は関内へ。民主党県連の会議に出席です。3連休の中日もあっという間に過ぎていきます。
- 平成18年11月03日(金)
市政功労者表彰式に参加しました。それぞれの活動で鎌倉市に貢献してくださった方々・団体などを表彰するものです。皆さんの活動に敬意を表します。
来賓挨拶の中では、浅尾慶一郎参議院議員が、功労者の方々の活動が、ひいては税金のすくない行政運営を実現するものだと言及していらっしゃいました。
特に財政状況が逼迫している地方団体にとっては、行政のカバーできない部分を市民の方の活動によって補うことができれば理想です。そのためにやはり円滑な協働のあり方が求められると考えます。
- 平成18年11月02日(木)
昨日に引き続き、若手市議会議員の会研修。本日は横浜赤十字みなと病院で自治体経営の病院の現状について学びました。
ここに立ち寄らせていただいたのは初めてでしたが、その設備の豪華さ、新しさに目をむきました。病院の建設が問題となっていた逗子から参加した君島議員も「ちょっと比べ物になりません…」と一言。
ここは指定管理者で赤十字病院が運営を行っていますが、特筆すべきは毎月市と病院側で行っている、協定書に沿った事業・現状などを確認しあうミーティングではないでしょうか。
また病院という施設の性格上、指定管理の期間が30年という長期も特色があります。また私営と違うのは、精神病の患者さんの受け入れや、障害者の方、アレルギー対策など採算の難しい事業も行うことができることが、指定管理にあたって打ち出された指針を十分満たしています。
自治体の規模が大きいということもありますが、これだけ充実した体制を見ると、考えさせられるものがあります…。
- 平成18年11月01日(水)
関東若手市議会議員の会研修会を行いました。今回の開催は松尾会長と私で準備を進めていたものです。
第一部の研修は弁護士の先生をお招きし、「違反のない選挙をいかに戦うか」といったタイトルで、現在どういった事例が公職選挙法違反で問われているか講習をしていただきました。すでに一度伺った内容ですが、何度聞いても学ぶことの多い内容です。(復習も必要…。先生の用意した、違法・合法の設問では正解率60%で、合格率80%に届かず…。)
第二部では、若手市議会議員の会のOBでもある全国市議会議長会会長の国松氏に講演を頂き、議会改革について伺いました。
地方分権が中途半端に進められていることに対して、かなりの危機感をお持ちのように見受けられました。また議員定数、年金、道州制など、このイシューは話しても話しても尽きません…。
参加しているメンバーの議員さんは神奈川・東京はもとより千葉、山梨など遠方から参加していただき、本当にありがたいです。