- 平成18年10月30日(月)
議会運営委員会で観光ナビ事業について特別委員会が設置されることになりました。委員会の設置について臨時議会が来週召集される予定となっています。またしても初めてのことだらけです…。
- 平成18年10月27日(金)
大船技高跡地に建設が予定される特別養護老人ホームの新築工事地鎮祭に出席しました。 多くの地元の方、また関連の方などが出席されていました。
今回の設立によって、また入所待機者の方の減少につながるものと期待しますが、高齢化も同時に進んでいるわけで、その推移を見守る必要があります。
夕方には鶴岡八幡宮の舞殿修理竣功記念の奉納コンサートに出かけました。静の舞が行われたとされる舞殿、と思うとロマンを感じます。絢香、森山良子などが出演していて、豪華。(しかし、私が途中で帰るころまで椅子席の人たちはずっと座りっぱなしで、歌い手としてはつらそうなコンサートという感想です…)
- 平成18年10月25日(水)
午前中は自治基本問題調査特別委員会。今後約1年かけて審議を行うスケジュールを検討しました。内容は議会、行政、市民など地方自治にかかわるアクター別に取り上げ、それぞれの課題・問題点を討議していくスタイルです。
今日は議会の項の情報について。議員が、専門的な意見を収集するために、教授等学識経験者などの意見を吸い上げ可能な体制の整備を提案しました。
第28次地方制度調査会の答申を踏まえた、地方自治法の一部の改正は
- 地方の自主性・自律性の拡大を図るための措置
- 議会制度の見直し
- 中核市制度の見直し
などの柱から成っていますが、その中の議会制度の見直しの項では、議会の政策立案機能を強化すべく、専門的知見を活用することが盛り込まれ、提案はこの趣旨にそったもので、体制づくりは必須と考えます。
午後はお隣の逗子市の視察へ。視察、というか座学なのですが、まだ他の自治体がほとんど行っていない事業を試験的に行ったということでその内容を伺いにいってきました。(詳細は後日レポートに記します)
しかし、この事業を完遂するために必須の二大条件の一つが首長の意思、と言われ、思わず絶句。それはなんにでも当てはまるのでは、と…。
ともあれ短時間の行き来で、実際携わった方の意見を聞けるのは本当に便利。先日の藤沢市に引き続き、お隣の市視察シリーズとなりそうです。(来月も県内自治体訪問予定)
- 平成18年10月24日(火)
鎌倉市の戦没者追悼式に参加しました。先の大戦で亡くなられた方々を追悼し平和を祈念するための式ですが、参列者の方は高齢の方が目立ちます。
式の中では、ご遺族の高齢化ということについて触れられた方がやはりいらっしゃいました。現在の日本の繁栄は多くの犠牲の上に成り立っているものですが、高齢化、ということによってその記憶を風化させてはならないものです。
といえど、私も当然戦後生まれ。こういうことに歴史を学ぶ重要さがあるのだと認識します。
- 平成18年10月20日(金)
久しぶりに地域作業所の方の運動日補助で、こもれびプールに行きました。
水泳自体を始めて3回か4回目のプール日というのに25メートル完全に泳げるようになった人もいて、上達の早さに目を丸くしました。今年のプール日はあと1回です。がんばりましょう!
- 平成18年10月19日(木)
夕方から厚木へ。週末に控えた選挙のため駅頭活動のお手伝いです。
やっぱり政権交代を一度してみないとだめだし、国会中継を見ると、民主党はよく勉強している人が多いからがんばってよ、などという貴重な声を頂き、活動に勤しむ私。あと少し。本当のラストスパートです。
- 平成18年10月18日(水)
最近の嬉しかったことを自慢してしまいます…。先日、作家・田辺聖子さんのトークショーに行ってきました。当選したのです。
ミーハーと言われようとなんだろうと絶対今回は外せません。トークショー開始5分前に会場に到着できた私。が、しかし、彼らの愛読者は私だけではありません。すでに満席で立ち見でした。しかし、話が始まるとまったくそんな事は気になりません。品のよさげなご婦人方が多く、みんな田辺さんの話す姿にうんうんと頷きながら、釘付けです。
ちなみにトークショーのお相手は林真理子さん。二人とも私の大好きな作家です。その読書暦は中学生にまで遡ります。田辺さんは「女の長風呂」「文車日記」、林さんは「ルンルンを買っておうちへ帰ろう」。初めて読んだときのワクワク感を今でも思い出すことができます。それから何冊二人の著作を読んだことか…。
主に恋愛小説を書いている二人ですが、自分の年齢が上がるにつれて物語の主人公たちへの共感のしかたもまったく変わってくるのも面白いです。人間描写が二人とも本当に秀逸。
また林さんについては、その才能もさることながら全てを手にいれた女と評されるほどキャリアを積んできた女性。私より少し上の代の女性に圧倒的に人気があることも納得します。
終了後は会場をちょうど一緒に出た林さんと握手までしてもらいました。(ためらいがちな私でしたが、友人に後押ししてもらいました!感謝です)大満足の夜でした。
- 平成18年10月17日(火)
今日は視察の二日目。視察前の時間を利用して朝から原爆ドームと広島平和記念資料館を訪れました。秋晴れでぽっかりと青い空の元、元安川に抱かれて原爆ドームが。60年前の惨状を思わせないほど平和的な光景でした。
が、死没者慰霊碑の「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませんから」という碑文の前に厳粛な気持で手を合わせました。
原爆資料館では焼け焦げた衣服・頭髪などの遺品を見て、高熱の中逃げ回った人々の姿が目に浮かびます。また現在核を保有する国々や核弾頭の数などの資料を見れば、果たして碑文の中で誓われた世界に、決して近づいてはいないことを思い暗澹とした気分になります。
折も折、北朝鮮では二度目の核実験が行われるかもしれないというこの時期に、原爆ドームを訪れることができたこの時間は貴重…。
広島市の視察のテーマは土砂災害特別警戒区域指定状況について。
県が基礎調査を行い、土砂災害警戒区域等の設定を行うという手順ですが、現在の広島市内には地図上だけでもおよそ6000箇所の危険地区があります。
また実際の調査によってその箇所が増大する可能性もあり、また県の調査も年間300箇所が限界ということで、平成20年度には55%の調査というのは難しい感触でした。
土砂災害警戒避難マニュアルの作成に関して要援護者のことに触れられていたので、この取り組みに関して質問をしてみましたが、まだまだこちらも道半ばという感じです。
いつ起こるかわからない災害に対しての対策は早めに講じておいて無駄はなく、またこれこそ行政にしかできない仕事のひとつと思うのですが、これ一つに集中することも当然無理、ということでそれなりに時間がかかるもの…。
- 平成18年10月16日(月)
今日・明日と総務常任委員会の視察日です。ちなみに本日の行き先は広島県安芸高田市。
2004年に5町が合併してできた約30000人の市ですが、この市の目玉はなんといっても32の地域振興協議会。先般5月滋賀での研修会でこの取り組みを知り、視察先に加えていただきました。
これらの協議会は、合併が進む中で、自分たちの声が行政に届きにくくなるのでは、という危機感から設立されたというもの。一番古いものは30年前に設立されています。
その最古の川根地区の会では、高齢者への福祉活動はもとより宿泊施設の運営まで行っているということ。住民自治の未来形を見てきた気分です。
しかしやはり課題は各協議会のレベルのばらつきや、高齢化、またいかに人を取り込んでいくかということ。今回の視察にあたっては川根地区協議会会長の方も同席していただきましたが、こういった情熱の人ばかりなら苦労はありません。
しかし、この地域の取り組みを行政も真剣にサポートする姿勢が見受けられ、小さな(といっても面積は鎌倉の10倍以上ですが)町に大きな可能性を感じました。
- 平成18年10月13日(金)
今日は今泉小と山崎小へ。
今週は少しずつですが、様々な学校を訪問できました。学校によっては開放しているので、そのまま見学してください、ということろもあれば、保護者の懇談会を併催して多くの保護者に来て頂いている学校、また配布資料も、時間割や校内見取り図のほかに、行っている授業の内容も併記したものを用意する学校もあり、とその対応は様々で大変興味深いものでした。
午前中は議会運営委員会で、観光ナビシステム契約に関わる件を審査しました。
- 平成18年10月12日(木)
今日は大船小・大船中・玉縄中へ。大船小は朝から訪問しましたが、訪れる保護者の方も多く、皆さんの関心の高さを伺わせました。
しかし、私は団塊ジュニア世代。一クラス40人、という中で育った身からすれば、多くても三十数名という現在のクラス編成を見るとやはり余裕を感じます。またやはり人数が少ないのでそれだけ指導が行き届く可能性も高くなるわけです。しかしあの教室の空間のゆとりは隔世の感でした…。
- 平成18年10月11日(水)
昼は大学の湘南地区の同窓会。今回は講師に学長のシスター山懸をお招きし、大学の現状などを伺いました。一人一人の存在がかけがえないものとして扱われ、共生できる社会になるよう奉仕することががつまりは建学の精神であり、聖心スピリットなのだ、ということをシスターが改めてお話くださりました。全くの理想論だとしても、先輩方には緒方貞子氏などこの精神を体現している方もいます。
在学時よりも、もっと国際色豊かな学科が新しく創設されていたり、また、今の学生さんはコソボやカンボジアといったところにもぽんと現地支援活動に出かける、といったことを聞き、思わず時の流れを感じました。
学校へ行こう週間が始まっています。今日は腰越小・腰越中・第一中を訪問しました。ある学校の授業で鎌倉市役所では何をしているか、ということに触れていて思わず耳をそばだてました。
- 平成18年10月10日(火)
今日は神奈川16区補欠選挙の公示日でした。文字通り、地盤・看板・鞄を持つ相手方の候補者。民主党の候補者の方にはぜひ健闘していただきたいと思います。またこの選挙はこれまでの小泉政権に対してイエスかノーかを告げるもの。有権者の動向に注目です。
- 平成18年10月9日(月)
北朝鮮が核実験を行ったというニュースに非常に衝撃を受けました。すぐ近くの隣国でこんなことが起きているということに危機感を覚えます。
しかしこのような事に踏み切るとは、北朝鮮は国際社会の一員としてやっていく事を全く放棄しているとしか思えません…。
- 平成18年10月8日(日)
議会報告の機会を頂き、久しぶりのパワーポイントで発表資料を作成して臨みました。が、なんだかボロボロ…。あまり理解をしていただかなかったように感じ(終了後の質問も出ない)反省しました。
営業職出身かと自分で疑うほど口が(多分頭も、)回っていないと思う事がたまにあるのですが、もっと伝える技術を磨かなくては…。
議会報告の前には、研修に出席された方たちがあるテーマについてグループで討議した内容を発表していたのですが、やはりそこでも重要視されたのは、コミュニケーションの必要性。簡単にコミュニケーションとかいうけど、道のりは遠い。
そしてまたグループ発表でも触れられていた、いかにして若年層に政治に対して興味を持ってもらうのか、ということ。私にとってもこれは一大テーマです。
安保理闘争の時期に学生の運動に対して非常に危機感を持った政府が彼らの意識を政治というものからそらすように手を尽くした、という一説を何かの本で読みました。
それは現在のところ成功しているように思います。現在政治が面白いと思う人は少数派でしょうからね。
- 平成18年10月7日(土)
昨日までの大雨が嘘のように秋晴れの日。しかし今日行われる予定だった福祉運動会は昨日の時点で残念ながら中止が決定されていました。お手伝いの出番をてぐすねひいて待っていたのですが残念…。
夕刻には御殿場へ。ある研修への参加のためでしたが、行楽帰りの激しい渋滞にひっかかり藤沢を抜けるだけでも小1時間かかってしまい、ぐったりです。
- 平成18年10月4日(水)
浅尾慶一郎参議院議員の勉強会で、総務省の方から地方自治法の一部改正についての説明していただきました。
地方の自主性・自律性の拡大を図るための措置と議会制度の見直し、中核市制度の見直しが今日の柱。中でも議会制度の見直しの項では、専決処分の要件の明確化、また学識経験者などの知見を活用し政策立案機能を強化することなどについてふれられましたが、まだイメージが漠然としていてつかみにくい…。
たとえば、議会が議決をしなければならない条例・予算などについて、市長が議会を招集する暇がない緊急の場合に、市長が議会に代わって処理を行う専決処分。
「議会の招集の暇のない時」、が「議会を招集する時間的余裕のない時」に変更といっても…。具体的な運用が求められるように感じました。
その後は関東若手市議会議員の会役員会へ。松尾議員を会長とする新体制になって初めての役員会です。生憎の雨でしたが、栃木、埼玉、山梨、群馬といった各県から役員が集まりました。
私は新年度に事務局長を担当させてもらいます。この会の究極目的は地方6団体の仲間入りをするという相当レベルの高いもの。がんばって皆さんのサポートをしなくては。
- 平成18年10月3日(火)
「団塊世代を地方議会に送るネットワーク」を知っていますか。団塊世代の6-8割が定年後もなんらかの形で社会貢献をしたい、という意欲を持っているそうですが、そんな方たちの中で特に政策的に合致する団塊世代人を対象に公認を100名行い、来春の統一地方選に送り込もうという目標を掲げるネットワークです。
その共同代表の一人である前田和男氏の講演を千葉若手市議会議員の会研修会で聞きました。同氏は「そうだ、選挙へ出よう!塾」の事務局長も勤めます。
地盤・看板・鞄の必要とされる旧弊した政治への参入障壁を破り、政治をオープンマーケットに、そしてやはり団塊世代が第二の人生として政治家に転職するムーブメントを打ち立てたいというこの試み。
年齢差別の著しいとされる(前田氏指摘)この日本で新しい波を起こすことができるのでしょうか。それにはもちろん前述のように参入障壁を低くして、本当に政治を身近なものとすることが必要です。
しかし、面白かったのは、今後の地方議員のあり方について、定数を削減し、より専門職化すべきか、いわゆる欧州型のように、自治会・町内会を若干拡大したような組織を最末端の組織・議会として市民すべてが議員として関わるべきか、と意見を出し合った時に私も含めて大半の議員が最初の意見に賛成だったこと。その考え方は、政治を身近なものに、という必要性と相反するものはないのか、と一瞬考え込んでしまいました。
- 平成18年10月2日(月)
午前中は大船駅東口で、赤い羽根共同募金を行いました。近年行き先のわからない怪しい募金の横行する中、これは使途の明確な募金です。
都道府県ごとに行われるそうで、昨年度の神奈川県の実績は12億8,201万円。各市町村社会福祉協議会に3億6,000万円、年末たすけあい援護活動に4億800万円、とこれらが二大使途となっていました。
午後は交通安全と防犯のための大船・玉縄市民大会に出席しました。防犯や交通安全運動に功労のあった方々への表彰も行われました。お疲れ様です、そしてありがとうございます。
夕刻は団会議を行い来年度予算要望を作成しました。昨年度の要望を踏まえた上での検討です。われわれもまた自分たちの作ったものにローリングをかけていこうという方針。
- 平成18年10月1日(日)
今日はクリーンアップ鎌倉の日。大船駅東口の清掃に参加。出掛けには小雨だったのでカッパを持参し、用意のよい自分にご満悦でした。が、いよいよ雨が降ってきた時にカッパを着てみたら、フードの部分がない…。がっかりでした(しかし、こういう事はよくある私)。