- 平成17年10月29日(土)
自民党が新憲法草案を発表しました。新聞は一面での扱いです。
そんな中今日出席したセミナーでは、新憲法草案(政策研究フォーラム発表)について、また行財政改革の手法としての「事業仕分け」について勉強しました。
政策研究フォーラムの草案では憲法裁判所の新設を盛り込んだこと、また憲法改正の要件を緩和して軟性憲法に近づけたことなどが出色です。
法律を少しかじり、「憲法は最高法規」と刷り込まれた私にとって憲法が改正されるということ自体、画期的。そしてその改正に立ち会えることはとても重要なことです。
いずれにしても改正にまでには時間がかかるでしょうが、十分に審議されることを望みます。
- 平成17年10月28日(金)
民主党青年局と若者の意見交換会に出席しました。18歳から40歳まで幅広い年齢の方が一堂に集まりどのようにしたら政治に興味が持ってもらえるのか、街頭活動に関する印象は何か、などをトピックを中心として皆意見を披露。
インターンをしている学生さんはやはり街頭活動に関しては一歩引いているよう。親しみを持ってもらうのは工夫がいりそうです。
今回判明したことは、45歳以下の各級議員仲間は全国に350名いますが、そのうちなんと92名も都内に集中しているのです。都内の方が選ばれやすく、そして出馬しやすい土壌があるのでしょうか・・・
- 平成17年10月27日(木)
教育委員会の傍聴を行いました。議題の中で通学校区域の弾力化についての答申の報告がありました。区域の弾力化には、学校の活性化・質の向上、そして保護者の学校選択の自由の確保がねらいとされています。
答申によれば、学校選択制ではなく、指定校変更基準の緩和することが、最終の結論でした。
学校選択制では全地域の学校から自由に選べますが、基準の緩和の場合は、学区内を前提としつつ、ある理由があればその申し立てによって選択を行えるというものです。
審議会では、アンケートに答えた保護者の84%が、学区内の学校でよいと考えているとのこと、またこういった制度に頼ることなく学校自身で活性化を図るべき、という見地に立って基準の緩和という結論を導いたとのことです。
しかしすでに学校選択制を実施している横須賀市、逗子市などでも学区外の学校の選択実績は7-8%。実際は90%以上の生徒・児童が学区内の学校を選んでいても、学校選択制は導入されているわけです。それを思うと今回の結論は少し勿体ない気もしました…。
- 平成17年10月26日(水)
イラクにおいて、武装勢力に日本人数名の方が拉致・監禁または殺害された、というニュースが日本をにぎわしてからあっという間に一年が経過しました。そのとき「自己責任」なる言葉が巷をにぎわしましたが、あの当時私は非常に困惑したものです。
確かに海外に訪れるのは各自の責任である側面も非常に大きい。しかし、国が自国民を保護する意思を全く放擲する態度を見せるのはいかがなものでしょうか。国に対して義務を果たす代わりに権利も国民は受け取っており、言うまでもなく、国が国民を守る最大にして最終の砦なのです。ともあれ時の流れの早さを再び実感です。
- 平成17年10月25日(火)
今日は鎌倉シルバーボランティアガイド協会主催の史跡めぐりの会に参加させてもらいました。現在このガイド協会に登録している方々は100人ほど。正式にガイドとして登録されるにはきちんとした研修を終了しなければいけないそうです。またコース設定は企画担当の方が時間をかけて練るとのこと。
今日は朝比奈切通から宝樹院、称名寺などを経て金沢文庫駅まで歩きました。朝比奈では豊かな緑を実感。全体での参加者はなんと100人。派手な広報活動は行っていないということで、その人気ぶりを感じました。みなさんお疲れ様でした。
- 平成17年10月24日(月)
二つの選挙の結果が出ました。鎌倉市では市長選挙、参議院議員補選と2つの選挙が行われたためか、市内では投票率はまず良好というところでした。
しかし、参議院補選を県全体で見れば、先の衆院選の熱気がどこに行ってしまったか、というほどの低い投票率です。
とりあえず一票を無駄にしないこと。そして選出したらそれで終わりではなく、公約がいかに守られていくかをウォッチしていくのも選挙民たる私たちの務めです・・・。
- 平成17年10月23日(日)
今日は9月議会の報告ということでミーティングを開催しました。6月議会報告に続いて2回目でした。
こういったミーティングでありがたいことは、市民の方の生の声を、いちどきに沢山伺えることです。が、質問で即答できないものもあり、まだまだです…。
良いお天気の行楽日和にも関わらずご参加くださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
- 平成17年10月16日(日)
今日は浅尾慶一郎参議院議員のタウンミーティングに出席しました。同氏は民主党ネクストキャビネット外務大臣。今回の話は外交問題が主なものとなりました。
日本としてどのような国家を目指すのか。その戦略をまとめ上げること、そしてそれを外部に発信していく姿勢が戦後欠けていたこと。そして常に、なんらかの外交問題に直面しても、その都度その都度の対応に終始したことが問題だったということ。
また特定の一国の下に与せず、様々な国々と絶妙な距離を置きつつ付き合う、例えばタイの外交方法を学ぶことも重要であるということ。こういったことがミーティング中指摘されました。
たしかに巨大な経済圏であるEU、そしてアメリカ、そしてアジア諸国と、その中でも特に強大なパワーで台頭する中国、インド。これらの国々といかに付き合うか、そしてその中でどういったプレゼンスを発揮し、どう泳ぎきるのか、その方向性の決定は国民の同意のもとで進められるべきであり、最近とりあげられる改憲問題とも密接に関わる部分があります。
そして浅尾議員が度々口にしていましたが、日本も言うべきことはきちんというべきなのです。そして言うべきことの後ろにはその同意、方向性が横たわっているべきなのでしう。われわれ一人一人がどういった日本にしたいのか、熟考が求められる内容でした。
- 平成17年10月15日(土)
鎌倉少年野球連盟の結成25年の式典に参加させていただきました。多くの監督方、関係者の方が集っていましたが、これだけ沢山の方が少年野球振興のために尽力されていたことに敬意を感じました。
その後は梯剛之さんの10周年記念リサイタルに向かいました。小澤征爾氏にも認められた才能もさることながら、盲目ということを気づかせないほどその音は力強く、空間の広がりを感じさせる素晴らしい演奏でした。芸術の秋を堪能です。
- 平成17年10月14日(金)
福島県議会が大型店舗の出店を規制する条例を、全会一致で可決しました。中心市街地の空洞化に歯止めをかけるため、郊外への出店を計画する大型店について市町村などの意見を聞き、地域の商店街に影響がある場合に計画の見直しを求めるもの。
中心街から活気が失われていることは全国の共通の悩み。思い切った内容だと思いますが(実際、職業・営業の自由を保障する憲法とのからみなど)国から地方へ、各地域の実情を重視する傾向からすれば、まさしく福島県はその傾向を受けた取り組みを大胆に行ったといえるでしょう。他県からの注目も高いというこの条例。追随する県がでそうな雰囲気です。
- 平成17年10月12日(水)
大船駅で、来る23日のために『桃太郎』の随行をしました。『桃太郎』というと何を指しているのか全くわからないでしょうが、要は候補者の顔を知っていただくために握手などをさせていただき、商店街中を練り歩くといったクラシックな手法です。
もちろん主役は私ではないのですが、いつも通信を読んでいると声がけしてもらえたのは本当にありがたいと思います。また今回、民主党もっとがんばらなきゃだめだよ、とかなり激励をいただき、揺り返しの力も感じましたが、これがどこまで次に反映されていくのか…。
夕刻には前原代表が大船駅東口で演説を行いました。やっぱり代表となるとオーラが出る! 内容も迫力あり、力強く、聞き応え十分でした。
- 平成17年10月11日(火)
アスベストが検出された市内の施設の説明を受けました。現在含有が明らかになっているのはレイウェル鎌倉の4階ホール部分、稲瀬川保育園の管理人室、七里ガ浜水質浄化センターなど。すでに使用中止となったり、除去作業、飛散調査などの予定が立てられていたりします。
しかし全国的に今この問題が取り上げられているせいなのか?調査の会社が混んでいるのか?調査の回答待ちという市内の他施設がいくつかあり、早期の調査結果を待つばかりです。
奨励された建築素材が今人間の体を蝕むものとして大問題になっている事は国の怠慢があるといわざる負えません…。
- 平成17年10月10日(月)
神奈川県・横須賀市・逗子市・葉山町各自治体の現況をそれぞれの所属議員の方々から聞く機会がありました。
特に横須賀市で行っているコールセンターは虎ノ門に設置されながら、問い合わせの80%以上の質問にワンストップで回答することを目標としていること、また企業誘致のために実施する税政策などが印象的でした。
規模は違うそれぞれ自治体ですが、それぞれの実情に合った取り組みを行っていることを知ることはかなりためになります。というのも、いうまでもなく、各自治体はそれぞれ住民の方が満足して幸せに暮らすことを責務として負っているからに他なりません。
また、新聞で改めてその被害の大きさを実感したパキスタン地震。死者19,000人以上という大惨事です。JICAにお勤めであった、楢原さんの奥様が、地震の瞬間楢原さんに机の下に蹴飛ばされ、庇われ助かったという話には涙が出ました。皆さんのご冥福をお祈りします。
- 平成17年10月9日(日)
深沢地区市民運動会に少しだけですが参加させてもらいました。昨晩の雨で運動場での開催は難しいかな・・と思っていたのですが、8時半に行ってみると校庭で各自治会の方々がテントをもう設置しており校庭で開始。
パズルリレーにも参加させてもらい、久しぶりに必死に走りました。これはそれぞれ割り当てられた漢字を、足元においてある板を組み合わせて完成させるというリレーでしたが、運動会の「会」の字だったので比較的易しく完成し、優勝賞の醤油を頂いてしまいました。ありがとうございました。
その後は鎌倉駅東口にて参議院議員補欠選挙の牧山候補の応援演説を行いました。3連休の中日とあって人手も若干少なめでしたが、お騒がせしました。
- 平成17年10月7日(金)
全国都市問題会議に出席していました。今年は高松で開催です。他会派からも参加され、議員は合計9名の大グループです。しかし全国からも地方議員は集まっているので、名簿を見るだけでもざっと2,000名以上。会場を見るだけでも本当に大規模だと実感。
高松は初めてでしたが、近距離交通機関の一つとして自転車の使用を推進しているとだけあって、充実した駐輪場・レンタサイクル事業を行っている事が印象的でした。
特に高松駅下の駐輪場は、放置自転車を利用したレンタサイクル1,000台を含む3,000台を収容するという大型のもの。地上に出るには各駐輪場のブロックに設置されたエレベーター、もしくは細いベルトコンベヤに載せて出られるようになっています。
会議の合間このレンタサイクルを体験してしまいました。身分証明書を提示してカードを作成してもらえば、後はこれを使って借りられます。料金は一日たったの100円。
また駐輪も何日置いても(といってもあまりの長期は不可ですが)一回100円と、力のいれようをうかがわせます。
渋滞解消がなかなか難しい鎌倉においてパーク&ライドのみならずパーク&サイクルをもっと導入したら、という声もありましたので勉強になりました。
ちなみに会議は「個性かがやく都市の再生」がテーマ。今、日本各都市においては、例えば中心部の空洞化、高齢化、住民との協働のありかたなど共通の悩みを抱えており、その解消に向けて何をなすべきか、各都市が模索中であると感じました。
行政視察では唯一見学用にと工場を開放している讃岐うどんを作る石丸さんを見学させてもらいました。現在うどんのための小麦は98%がオーストラリア産で、国産小麦のみを使用したうどんは本当に少ない。フードマイレージ、食料自給率の低さなどに試食のうどんを食べながら思いを馳せる…。
また今回は他の会派の先輩議員の方々ともゆっくり話す機会が持て、もっと日記書かなきゃだめだよ、と指導(!?)等も受けたり、と本当にありがたい話です。盛り沢山の内容でした。
- 平成17年10月5日(水)
今日の日経新聞のコラムでー65歳に「老人」は失礼だーというサブタイトルが載っていました。
実際私も様々な方からお話を伺った際に、「高齢者」の定義づけを変えたほうがよいのでは、という指摘を多く受けています。最近も、70歳近くなのにキャンピングカーで全国を駆け回る方にお会いし、高齢者、という言葉が全く似合わないほど溌剌とした印象を受けました。
前述のコラムでは年齢という区分は万能ではない、と締めくくっていましたが、まさしく、個々の状況に合わせた対応が今後必要であり、そのことが制度持続可能社会を作っていくものと感じました。
- 平成17年10月4日(火)
今日は9月議会の最終日。午前は決算委員会、観光厚生委員会、午後から本会議、全員協議会、広報委員会と続く一日でした。
本会議では平成16年度の決算につき、会派を代表して、賛成の立場から賛成討論を(当然ですが)初めて行いました。
16年度の目標であった6つの中心的な事業がいかにして行われてきたかの評価、しかし評価ばかりでなく、減少傾向の税収を確保・増加するために例えば中小企業への融資の増大、誘致などを行ってほしい、などの要望を盛り込み討論の発表を行いました。
広報委員会では本日議決された議案の中から、議会だよりに掲載するものを選択。職員給与に関する条例の改正、廃棄物に関する条例の改正など、掲載してほしいと意見を出した議案がそのまま通り、一面に載ることになりました。今回は事務局の工夫もあって写真が多く、見やすそうです。
- 平成17年10月3日(月)
神奈川県では23日に参議院補欠選挙が行われます。ということで、民主党が擁立した候補者の方と会う機会がありました。
41歳の女性ですが、2人の小さなお子さんをお持ちの方です。政策の一端である子育て支援、そして1円も無駄にしない財政運営を目指すことなど、ご自分の言葉で非常に力強く語る姿が印象的でした。
衆院選後の初めての大きな選挙です。衆院選の結果を受けて有権者の方がどのように判断するのか、その動向が気になるところですが、私たちも党、そして候補者の考え方をよく知っていただけるよう発信する必要があるのです。
- 平成17年10月1日(土)
会社勤めなら下半期の始まり、と思う10月のスタート。深中祭の案内を頂き、見学に行きました。
それぞれのクラスが提出した観察レポートや、美術部などの作品、吹奏楽部の演奏など見ましたが、ひたむきさが伝わってくる内容でした。
みんなの顔もいい! 楽しそう。今年の深中祭のテーマどおり、Everybody is the leading role。いかに自発的に動けるような環境を作るかは本当に大事だと実感しました。
その後は、以前勤務していた会社の後輩たち(社内恋愛だから)の結婚式に。本当に2人とも性格もよく、頭もよく、素敵なカップルです。(先輩だから贔屓目入ってしまう…)
新郎が大阪勤務、新婦が東京勤務、とずっと離れていましたが、結婚を期に新婦も大阪に。仲のよかった同期たちの見送りメッセージが本当に泣かせる。出席者も、半数以上がその会社の社長、先輩、後輩、同期で占められていましたが、みんなが祝福です。お幸せに!