- 平成17年9月30日(金)
この地区での大学の同窓会が行われ、出席しました。女子大ということもあって(?)年々参加者が少なくなっていくのが悩み。かくいう私も初参加です。
その後は鎌倉文学館で「文学都市かまくら100人展」の一般公開に先駆けた、特別披露にお邪魔しました。
鎌倉にゆかりのある文士100人の書簡、生原稿などで紹介を行い、充実した内容でした。しかしその中でも澁澤龍彦氏の手書き原稿に驚愕。あの作風からは想像もできないほど素朴で可愛らしい文字でした。
- 平成17年9月29日(木)
会派で会議を行い、予算要望をまとめました。次年度18年度の予算策定に向けて、実施してもらいたい事業等の項目出しを各会派から行うのです。
私は結構多くの項目を提出させていただきました。行財政改革においては新人事評価制度の実施、中小企業への融資増額、誘致のための措置、福祉では地域の拠点作りの増進、夜間保育の実施、情報弱者に向けた機器の整備などなど他にも沢山書いています…。
回答が頂けるのは来年2月。かなり先ですが、前向き回答を待っているのです。
- 平成17年9月28日(水)
9月28日
今日は鎌倉行革市民会議の傍聴を行いました。16年度に行った行革事業に対しての評価決定を行うことが議題となっていました。
興味深かったのは、金額などの数字の結果が表れる項目においては(例えば職員の給与削減など)、委員の方が一様に「市民サービスの向上」といった評価項目からは点をつけられない、と判断を下す方が結構いらっしゃたこと。
しかし削減できるところはどんどん削減し、税金を効果的に使うこと、そして財政的にスリムになることは、よりよい行政サービスの提供のために必須です。このことへの理解が進めばよいのにな、と思います。
しかし委員の皆さんは本当に熱心で頭が下がります。昨年度ベースでも5回以上の勉強会をして、この委員会で使用される財政の勉強などを重ねているとのこと。
- 平成17年9月27日(火)
議会広報委員会が行われました。先日行われた17人の一般質問の中で、かまくら議会だよりに掲載する内容の絞込みを行いました。
また、先日横須賀市で視察を行った議会のインターネット中継システムを鎌倉市でも導入することに。この詳細が明らかにされました。
スムーズに導入されれば、19年度の9月には本会議の様子が、また22年度には常任委員会の様子がインターネットで見ることができるようになり、議会で何が行われているか、よりわかりやすくなります。
ちなみに、常にかまくら議会だよりトップページに掲載する写真を募集しています。他コンテストと比較すれば競争率もぐっと低く、かなり掲載される確率も高いのでどうぞご応募を…。
- 平成17年9月26日(月)
決算委員会の最終日。先週様々な項目において発表された意見のまとめ、そして市長への質問などがあり、最後にこの委員会としてどんな意見を残すかを検討しました。これらの意見は議会最終日に発表されます。
ちなみにこの意見は全会一致しなければ残すことはできないので調整に若干時間がかかります。この調整には正副委員長があたります。今回の委員長は同期の新人議員さんです。本当にお疲れ様でした。
夜はかなり涼しく、本格的な秋の訪れを感じました。明日は広報委員会です。
- 平成17年9月23日(金)
今日の新聞は小学生の校内暴力が過去最悪となったという記事がトップでした。ささいなことで短絡的、突発的な暴力に走るケースが目立つということですが、要は思い通りにならない事への怒りが非常に大きく、爆発しやすいのではと思います。大きくなって世界が広がるにつれ思い通りにならないことは当然と受け止める姿勢ができてくるものですが、今はその姿勢が育つのも難しいのでしょうか。
アメリカでは再びハリケーンが上陸しそう。多くの方が避難している様子がテレビに映され、200万人以上が移動というその規模の大きさと避難の困難さに絶句します。対岸の火事ではなく、日本にも再び台風接近です。
- 平成17年9月22日(木)
昨日の決算委員会は夜8時過ぎまで続き、長丁場でした。今日は最終日で最初の2日間に比べれば審議項目は少ないというものの、結構時間はかかるのでした。
教育費の中では以前から図書の冊数が少ないという声を頂いていたこともあって、図書館費について、またかなり減額となった法人税などについて質問。来週まとめの日を迎えます。
- 平成17年9月20日(火)
決算委員会が始まりました。今日は議会費、消防費、総務費、福祉費用を含む民生費、教育費、衛生費、介護保険、国民保険などの款が審査項目でした。
さらっと書くとそうでもないですが、それぞれに億単位の財源が使用されています。特に民生費は全体の構成比でも28%、150億円以上も使用される大変ボリュームの多い款。
ページをめくるだけでも圧倒されます。先輩議員の視点などにそういう見方もあるのかと思いつつ、私も数点の質問を行いました。最終日はまとめの日となります。あと4日続きます。
- 平成17年9月19日(月)
明日から決算委員会が始まる、ということで同じ会派の決算委員とプレ勉強会をしました。
資料の多さに圧倒されながらも読み進め・・・資料を全て精査するには一ヶ月以上かかるものだ、という言には納得です。
- 平成17年9月18日(日)
参議院議員浅尾議員のミーティングに出席しました。先日の選挙の結果を受けてその分析などの内容でした。
今回の自民党の圧勝は、郵政民営化というメッセージがシンプルで、明確。そして小泉首相が絶対に成し遂げたいことなので感情がこもり、迫力があったということ。
対して民主党は、総選挙さえあれば、政権交代が実現するだろう、と安易に考えており、そこには国民の視点が欠けていたきらいがあったと示唆されました。
また民主党は、政権交代をして何をしたいのか、何を目指すのかということに対して説明が不足していた、ということです。
実際は、公平・公正な社会が民主党の目指す社会であったわけですが、そのためにマニフェストでうたわれている各項目がリンクしていくのです。
今回、年金の一元化、歳出削減、子ども手当ての創設などが重点的に取り上げられていました。
歳出削減は、現在産業別で比較すると公務員の人件費が2割程度民間平均より多くなっている。そこで採用・給与の削減で2割の人件費を削減すること、そして国会議員自身も身を切る覚悟が必要ということで80名の削減を掲げていました。
年金については、20歳の学生も何百億円かせぐ社長も一律一月13,580円の金額を支払
い、国民年金を支えています。その支払いをなくして、消費税を3%上げることによって、この国民年金に充当してしまおう、というのが民主党の案でした。とすれば、前出の20歳の学生が例えば月に10万円使うのであれば、月3,000円が、月1,000万円使う社長がいれば月30万円の消費税が国民年金に充当され、そして制度も保てるということです。
また現在の年金受給者は、実際に支払っている額よりも沢山受給できるので、3%の消費税にすれば、この方々にも負担をお願いできることにもなります。
子ども手当てについては、お子さん一人に対して、月額16000円を交付するという内容でした。これには、38万円の扶養控除をなくしてこの手当てに充当するというもの。というのも、この扶養控除に関しては、現在。非課税の人は戻ってこず、高額納税者だと年間19万円戻ってくる、というこれも不公平感ただよう制度です。
それを、子どもということに関しては、高所得者だろうがなんだろうが、一律に手当てを支給するというスタンスに変えることによって公平な取り扱いをするという制度です。
郵政についてはまた後日述べますが、とにかくこういった政策を各候補者も伝え切れなかったことが敗因の一つと挙げられていました。
政策を伝えきれる優秀なたとえて言えばセールスマンが今後民主党には求めらるということ。そしてそれを理解しようとする姿勢も私たちには必要ではないでしょうか。
平成17年9月17日(土)
民主党では前原氏が代表に選出されました。春くらいに、次の代表は誰かと話していた際に、前原氏、と口にしたら一蹴されていたのですが、本当に実現。かなりの若返りです。
自民党も次の代表には、小泉首相より年上の方は選びづらそう・・いわゆる先祖返りはもうないのでしょうか。
ちなみに前原氏選出後の記者会見を聞くと、適材適所に人事を行い、能力主義を徹底させるという事を何度も口にしておられ、私もぼやぼやしていられないぞ、勉学の秋、と改めて鉢巻を巻く気合が入りました。
- 平成17年9月15日(木)
本当に強い風でした。早朝大船駅で活動レポートを配布していましたが、浅尾議員と私の写っている2連ポスターの板は、いくらガムテープで貼ってもバンバン倒れる
し、髪の毛はぼうぼう。我ながら悪鬼のような形相だったと思います…。
委員会ウィークの最終日の今日は総務委員会が行われました。消防、行財政、鎌倉市の基本計画などの項目について傍聴しました。バランスシートはもっと自分自身研究の余地があると実感。
来週はいよいよ初の決算委員会。
- 平成17年9月14日(水)
建設常任委員会の傍聴で、大船駅西口整備計画、東口市街地再開発事業の現状、景観計画、土砂災害警戒区域等の指定、などについて報告を聞きました。
整備・開発事業などは本当に調整能力の要求されるところで、苦労がしのばれます。が、やはり時間がかかるものなのだ、と改めて思いました。
テレビではスーパーの経営者から一転赤じゅうたん(古い表現だ…)を踏むことになった男性や、無所属、所属などの派閥のことが大きくニュースで扱われていて、まだまだ選挙の余熱を感じさせます。
- 平成17年9月13日(火)
今日は観光厚生委員会の開催日。今日は傍聴でなく、委員として出席しました。介護保険事業、保健福祉部所管部分の補正予算、海水浴場の結果、健康についての意識調査、ゴミ質組成調査などについての報告を受けました。
健康についての意識調査で、「ゆったりとした気分でこどもとすごせる時間の有無」での母親の「満足している」との鎌倉市の回答は、全国調査結果の63.4%を下回る44.4%。
皆さんが時間に追われながら子育てに奔走している姿が浮かびます。どのくらいこの負担を軽減する施策をうちだせるのか。
またこれは鎌倉市だけではなく、日本全体の少子高齢化という問題にもつながること。
役割分担意識を取り払う教育、勤労条件、助成の数々など様々な複合施策を展開しなくては、この状況は絶対に変わらないはずです。
高校生の時に、今女性は子どもを持ちながら働くのは大変だが、私が就職するときまでにはこの環境は改善されるだろうと漠然と思っていましたが、それから10数年。事態は全く変わっていないのです。
- 平成17年9月12日(月)
今週は常任委員会ウィーク。一日ひとつの委員会が開催されます。今日は文教委員会を傍聴しました。委員の先輩議員の中にはやはり私と同じく2時すぎまで開票立会をしていた方がいて、大変。お疲れ様でした。
今回文教委員会は、市内各施設のアスベスト使用状況、平成18年度使用中学校教科用図書の採択結果、スポーツ振興基本計画などの事項が報告されました。このスポーツ振興基本計画の策定にあたってはコンサルに発注しており、その経費はざっと600万円。コンサルタント業、本当に高いです。
帰宅してからは久しぶりに洗濯ができました。命の洗濯したいなあ。
- 平成17年9月11日(日)
自宅近くのたんぽぽ共同保育園が新設移転されました。観光厚生委員、ということでこの内覧会に招待していただいて、見学。木製のテラスや、カバーの取り外しできるプールなど素敵な装置がいっぱいでお子さんたちも楽しく過ごせるだろうと思います。
夜9時からは開票立会人として開票を行う武道館へ。立会人は各政党の利益代表人、そして市民の代表として開票に立ち会います。
私は比例の方の担当。開票の流れは、まずテーブルにあけられた票を各政党毎に分け、そして政党毎にきちんと分けられているかに間違いがないか違う人でダブルチェック。
その後機械に二度かけて500の束にし、政党の名前のついたバーコードの紙を表につけ、そしてやっと立会人5人の座る机へとやってきます。そして私たち立会人が最終の確認を行います。
やはり10万票以上の票を確認するのは時間がかかる。終了したのは2時すぎでした。
市職員の方も作業員として入っていたのですが、男性ばかり。200人近く会場にいるなかで、女性は私を含めて本当に数名。夜間作業とはいえびっくりです。
びっくりといえば、今回の結果もそうでしょうか。立会人の作業として各政党名の書かれた票を確認していましたが、出口調査の結果どおり、自民党の圧勝を感じました。
地盤を移しても、自民党公認候補者として立候補すれば、当選が数々出る、というように本当に自民への風が吹いた選挙でした。とはいえ、最近低迷気味の投票率を一挙にアップさせ、そしてそれらの人々が小泉政権を選択した事は揺るぎのない事実です。
政権準備政党と銘打って活動を行ってきた民主党ですが、これから国民の方にどのようにアピールを行っていくか、真剣に考えなくてはいけません。
今回自民党が打ち出したように簡潔明瞭なメッセージが一番なのか、それとも今回は各対立候補の様子などが頻繁に報道された結果なのか…。
勢力図は全く変わりました。ここまで勢力を伸ばした与党に、せめて私たちの暮らしが将来的にも展望できる設計図とその手法の実現を心から望むだけです。
- 平成17年9月9日(金)
救急の日です。本会議も3日目。前回に匹敵する大量の17名という質問者にも関わらず、6時に終了したことに対し、すばらしいとのコメントもあったようです。(誰から?)
結構皆さんコンパクトにまとめている感もします。確かに目標時間はあるにせよ、制限時間はないのだから、無尽蔵に質問できるのは確か。しかし、実際、あまり長すぎる質問にはどんどん場がだれていくのも感じます。
ちなみに議会場は冷房がきいていて、結構寒い。私を含めて女性議員はひざ掛けを使用する人もちらほら。前回は思いつきもしなかったこのアイテムですが、このことだけでも、ちょっと場慣れしてきたためか、とも思ったり。
一般質問、議案の採決・付託を行い本会議を終了した後は平成16年度一般会計歳入歳出決算等審査特別委員会を行い、委員長、副委員長の選出などを行いました。しかし、正式名称は本当に長いネーミング!先輩議員は決算委員会、と縮めて呼んでいます。
新人ながらわたくしもこの委員として決算の審査にあたります。来週は常任委員会、そして再来週は、この決算委員会が開催されます。
- 平成17年9月7日(水)
9月議会が始まりました。私の一般質問の順番は7番目だったので、今日か、明日か、微妙なところ、と思っていたら、夜7時20分からラストで私の出番でした。
テーマは人事行政について。詳細はまた後日通信などでお知らせしますが、職場の活性化を図るための評価制度などを今後鎌倉市がどのように行うか、などといったことを質問しました。
2回目の一般質問とはいえ、まだまだ慣れず反省点も多いのです…。
- 平成17年9月2日(金)
今回の衆議院選挙に使われるお金は、鎌倉市で約5,000万円。相当な税金が選挙の度に使用されています。無駄にしないよう、というありきたりの言葉にぐっと重みが増します。
議会運営委員会が行われ、一般質問の順番をくじで決めました。今回は17人が質問を行いますが、私は7番目。1日目か、2日目か微妙なところです。
今日読んだ新聞のトップ面は中央官庁で行われていた架空予算が118億円にも達していたという記事。「歳出削減」なんて、本当に号令だけ?と思わせます。厳格な査定を今後行っていきたい、とは財務省主計局の弁ですが、これまでは一体なんだったのでしょうか…。
- 平成17年9月1日(木)
とうとう9月になってしまいました。夏もあっという間に終わりです。9月7日から本会議が始まりますが、一般質問をするときは、議会運営委員会の前日(つまり今日)に、タイトルを書いた紙ー通告書ーを提出しなくてはいけません。
前回一番遅く提出した私ですが、今回はお昼に出したので、一番遅くはなかったはず。もっとも一般質問はこの提出順ではありません。明日の議会運営委員会で決定されるのです。
午後は連合の笹森会長の話を聞きました。本当に改革はすすんでいたのか、そして戦後の活動などについて、迫力のある内容でした。
その後は横浜駅西口で大出彰さん、志位さんの街頭演説を順次聞き、大船駅での街頭演説に合流。岡田さんには一時間も前から入っていただいていたので、恐縮です。マニフェストの受け取りも結構よく流れが少しずつ変わってきていることを実感。